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レストランでもサービス税が取られる?

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インドの税制度は複雑でややこしいという話をよく聞きます。

そのややこしくしている一番の原因は「間接税」にあるようです。

実際、日本では聞きなれない税目がたくさんあり、

また州によってもその税制度が違うというのだから

ややこしいのも当然ですね。

この間接税は大きく下記5つに分けられます。

 

1、  物品税(Excise Duty)

2、  サービス税(Service Tax)

3、  州付加価値税(VAT)

4、  中央販売税(Central Sales Tax)

5、  関税(Tariff Duty)

 

今日はこれらの中で私たちの生活に直接かかわってくる

「サービス税」と「州付加価値税」についてご紹介したいと思います。

 

「サービス税」とは、特定のサービス提供に対して課税される税目で、

基本税率は一律12.36%です。(教育目的税3%を含む)

例えば、ホテルに泊まったりすると宿泊代に対して課税されます。

さらに、ある一定レベルを超えるホテルの宿泊代には

贅沢税(Luxury Tax)という税金まで課税されます。

税率はなんと12.5%

しかもこの税金、もともとのRack Rate(規定宿泊料金)に課税されるため、

請求書に記載されている宿泊代と贅沢税を見比べてみても、

多くの場合で12.5%になっていません。

どういうことかと言いますと、

私が泊まったときの宿泊代は一泊8,100ルピーでした。

それに対して課税された贅沢税は1,875ルピー

逆算すると約23.1%

「どーなっているんだ!計算が間違っているぞ!」

とフロントに文句を言いにいったのですが、

ここのホテルの割引前の規定宿泊料金は

一泊15,000ルピーだったんです。

15,000ルピー×12.5%=1,875ルピー

というわけで、

一泊8,100ルピーだったはずの宿泊代が、

あっという間に一泊10,575ルピーになってしまいました。

インドでホテルに泊まるときは

基本的に3割増しぐらいを見積もっておいたほうがよさそうです。

 

これに対して「州付加価値税」とは、

州内での物品の販売に対して課税される税目で、

いわゆる日本でいうところの消費税にあたります。

この州付加価値税の基本税率は12.5%に定められていますが、

品目によってその税率はさまざまです。

例えば、スーパーで買い物をしたときのレシートを見ると、

買った商品の種類ごとに

こんな風に記載されていました。

 

さて、ここで「サービス税」と間違えやすいのが、

「サービスチャージ」です。

レストランでご飯を食べたときに

“VAT”と”Service Charge”と書かれているのを見て

「なんだこれ?州付加価値税とサービス税の二重で税金取られてんじゃねーの?」

って不思議に思ったんです。

で、調べてみて分かりました。

レストランで注文した料理や飲み物には

州付加価値税(VAT)がかかりますが、

レストランで課税される税金は基本的にこれだけです。

(クーラー付かつアルコール提供をしているレストランなどではサービス税の課税もあり)

ではこの”Service Charge”というのは何かというと、

いわゆる“チップ”のようなものです。

ヨーロッパやアメリカではチップの習慣が根付いていますが、

インドでは基本的にチップの習慣が根付いていない場所がほとんどです。

そのことが前提となってチップ分を勝手に請求してきているのが

このサービスチャージのようです。

レストランによって税率は違いますが10%のケースがほとんど。

というわけで、

レストランの精算時も1~2割増しぐらいを見積もっておく必要がありそうですね。


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