先日、初めてムンバイに行ってきました。
チェンナイから片道フライト約2時間、
往復で1万ルピー前後(約1万5千円)で行けます。
あまりゆっくりはできませんでしたが、
オススメスポットを2つご紹介したいと思います。
1つ目がここ
100年以上の歴史を誇る巨大洗濯場
その名も“ドービー・ガート”
昨年話題になった日印合作のアニメ『スーラジ ザ・ラインジングスター』
これは『巨人の星』を原案として作られましたが
その主人公である12歳のスーラジは
まさにムンバイのこの洗濯場で父・姉と3人暮らし、
そして、スーラジの父親はオートリキシャの運転手で生計を立てている、という設定です。
巨大な敷地の中一面に干された洗濯物と
数分おきにかつぎ込まれてくる洗濯物の山、山、山
貧しい一般家庭のリアルな生活の一面を見ながら
どれが誰のものか分からなくならないのだろうかと余計な心配も、、、
2つ目がここ
インド最大の民間企業リライアンス・インダストリーズの会長ムケシュ・アンバニ氏の自宅
総工費870億円(世界最高額)、地上約170メートル(60階相当の高さ)の自宅です。
自宅管理のために約600人ものお手伝いさんが常駐しているとか、いないとか、、、笑
2013年度の世界長者番付では、彼は世界第22位となっていますが、
2008年度の世界長者番付では、彼が世界第5位、彼の弟が6位
インド人兄弟合わせると世界一の金持ちである、とその当時は話題になったそうです。
Forbesが発表している2013年度の長者番付データ(世界)
http://www.forbes.com/billionaires/
Forbesが発表している2013年度の長者番付データ(インド)
http://www.forbes.com/india-billionaires/#page:1_sort:0_direction:asc_search:
スラムの隣りにきれいなオフィスビルが建っている写真は
まさにインドの格差社会をあらわす象徴としてよく紹介されますが、
今回ムンバイで見た“100年の歴史を持つ洗濯場”と“世界最高額の自宅“
これほどの格差は後にも先にももう見ることはないのではないかと思います。