インドのその他生活事情

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インドで「アイデンティティー」について考える

「インド独立の父」として世界的に有名な

グジャラート州出身のマハトマ・ガンディー

 

“Be the change that you wish to see in the world”

(見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい)

 

今日はそんな言葉を残したガンディーさんの誕生日

3ヶ月ぶりの更新となる今回はカンディーさんへの尊敬の念を込めて

ちょっとばかし人生について考えてみたいと思います。

あ、すみませんカンディーさん今日もお酒は飲ませて下さい、笑

 

人生って「アイデンティティー」を見つける旅みたいなもんなのかな

な~んて思ったりすることがあります。「アイデンティティー」とは、

「自分は何者であり、何をなすべきか、という個人の心の中に保持される概念」

大学生の頃、自分が何をしたいのか分からなくなって

大学2回生が終わったときに休学しました。

“自分さがしの旅”などと格好のいいことを言って

現実逃避するために海外に飛び出した記憶はまだ新しいですが、

自分がどんな性格で、自分にはどんな仕事が向いているのか

自分はどんな人間になりたいのか、そして、将来どんな人生を歩んでいきたいのか、

そんなことをいつも悶々と考えながら、でも結局は何も見つからなかった。

いままで自分自身と向き合う時間を大切にして生きてきたように思いますが、

「アイデンティティー」を確立することってむしろ自分以外の人と向き合うこと、

そして、新しいことにチャレンジして失敗を繰り返すことなんだと最近感じています。

「アイデンティティー」とは、

「自分がやりたいこと」と

「自分が期待されていること」との狭間にあるもの

「自分が心地いいと感じること」と

「自分がストレスに感じること」との狭間にあるものなんじゃないかと思います。

 

インドに住み始めてもう3年が経ちました。

仕事も私生活も日本とは比べものにならない程に難しい環境だからこそ、

とてもじゃないけど自分ひとりでは生きていけないことを痛感します。

全く違った価値観、考え方、異文化、そして、極端なまでの格差を目の当たりにして

それをかみ砕いて、飲み込んで、消化するまでのプロセスはある種の苦痛を伴いますが、

だからこそ、この地でこの苦痛を共有して生きている人々とのつながりは強く

そんな強いつながりの中から自分らしさを発見することも多いように思います。

日本のような成熟した社会においては特に、

仕事の選択肢、人生の選択肢は無数にある代わりに、

人から期待されていることがなんとなくぼやけている印象です。

幸か不幸かありとあらゆる選択肢が目の前に準備されているから

自分にとって居心地のいい選択肢についつい安住してしまいがちだったのかもしれない

自分らしく生きるための時間の過ごし方ができていなかった

今振り返るとそのように感じます。

一方で、インドのような発展途上の社会・生活環境においては

仕事の選択肢、人生の選択肢は日本と比べると限定的です。

仕事のみならず私生活も含めてチャレンジと失敗の連続ですが、

逆に、自分がこの地で期待されていることはとても明確で、

自分がストレスに感じることでも、否が応でもやるしかない。やってみるしかない。

自分さがし、つまり、「アイデンティティー」の確立とはある意味

そんなチャレンジと失敗を繰り返しながら自分の価値観、考え方でもって

選択肢を少しずつ切り捨てていく作業に似ているのかもしれません。

 

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チェンナイメトロがついに一部開通!

本日、2015年6月29日付で

ついにチェンナイメトロの一部が開通しました!

このプロジェクトが承認された2009年からもう6年

私がチェンナイに来た2012年からもう3年

「本当に完成するのか?」

「どうせまた延期されるんじゃないの?」

「どうせあと5年ぐらいかかるんじゃないの?」

などと言われていつの間にか大した関心もなくなり

一日も早い完成なんて期待さえもされず(?)にいたメトロだけあって

一部とはいえ今日という日を迎えることができたことに少し感慨深いものがあります。

ミーハーみたいでちょっとあれですが、

開通記念日に早速乗ってきましたので写真と一緒に少しご紹介したいと思います。

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まずはプリペイドカード(もしくは乗車チケット)をカウンターで購入。

デポジット50ルピーと合わせて好きな金額をプリペイドカードとして購入できます。

お決まりのセキュリティチェックを受け、自動改札を通り、エスカレータでホームまで

身障者にも優しいエレベーターや車いす用のスペースなどもちゃんとありました。

本日開通したのは全42駅のうち7駅のみ(走行距離は約10キロで乗車賃40ルピー)

開通した始発駅はチェンナイメトロの中心的な駅になるGuindy近くのAlandur駅

終着駅はチェンナイ最大のバスターミナル直結のCMBT駅の次にあるKoyambedu駅

チェンナイメトロが完成した暁には、南インドの玄関口チェンナイ国際空港から、

インド全土へつながるCMBTバスターミナルにつながるだけでなく、

チェンナイ最大のチェンナイセントラル駅を中心とした

Southern Railway社が運営する私鉄電車MRTSへの乗り換えも便利になります。

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(↑社内の様子。生花だらけで完全にお祭りムード。外のお花が飛んでいきそう、笑)

 

エアコンがきいた車内は快適そのもの。

移動中の振動も少なく、英語でのアナウンスと窓からのぞく椰子の木とともに

チェンナイ市内の景色を違った角度から楽しめるのは新鮮でした。

一瞬タイかどこかの東南アジアに来たような錯覚をしてしまうほど

というのは言い過ぎか、笑

ただ、そんなことよりも、何よりも、

まるで完成したばかりの遊園地に遊びに来たかのようにはしゃぐ

老若男女インド人それぞれのキラキラした表情が印象的でした。

そして、恒例のエンドレス写真撮影大会、笑

インド。遅々として進まず。とはよく言われますが

されど時間をかけながら着実に進んでいくのもインド。

私が生まれたころの日本はすで豊かで便利な社会に発展していたからこそ

今まさに成長しようとしているインドという国で生きるという体験は

きっと自分の人生において貴重な財産になるとあらためて強く感じた一日でした。

(↓またまたアンマ登場。無罪判決のおかげでメトロ開通ですよと言わんばかり、笑↓)

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税金がよく分からん!レシートの謎にせまる

お店やレストランでお金を払うとき

最近よくレシートをチェックするんですが、

結構な確率でまちがってますね、笑

注文してないものが含まれていたり

注文したものが含まれていなかったり

逆に金額が少なかったりすることもあるので

悪気があるというよりは単純にテキトーすぎるっていう、笑

 

さて、そんなレシートに書かれている税金について今日はご紹介したいと思います。

レストランでは主にVAT(州付加価値税)、サービス税、サービスチャージ

の3つが合計金額に上乗せされて請求されるケースがほとんどです。

まず最初に、以前から個人的にひとつ腑に落ちないのは

食事をした総額に対してVATとサービス税の両方が課税されているという点です。

 

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例えば、先日ハンバーガー(575ルピー)とコーヒー(150ルピー)を注文しました。

合計で725ルピーですが、この総額に対して(タミル・ナードゥ州の場合)VAT 14.5%と、

サービス税4.95%、サービスチャージ6%が請求されています。

「二重課税じゃないか!」と言いたくなるのですが、

これが現状のインドにおけるレストラン課税システムです。

レストランは食べ物だけを提供しているのではなく、

テーブルや椅子、インテリアや音楽、そして、エアコンの効いた快適な食事環境という

“サービス” を提供しているからサービス税も課税される、というのが理屈です。

ただ、もちろん食事代金の100%がサービスに該当するわけではないので

通常のサービス税の税率12.36%の代わりに、軽減税率4.944%が適用されています。

つまり、12.36%のうち60%部分は免除されていて、

12.36 × 40% = 4.944%が課税されているわけです。

食事代金総額のうち60%が食べ物代金、40%部分がサービス代金というイメージですね。

ただ、結局VATについては食事代金の100%に対して

課税されていることを考えると「なんだかなぁ。やっぱり二重課税やん」という感じです。

ちなみに、サービスチャージは「チップ」に当たりますので

レシートにサービスチャージが請求されていれば、

別途さらにチップをあげる必要はない、と考えて差支えないと思いますが、

高級レストラン等ではさらにチップを払うインド人をよく見かけます。

 

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ここで、別のレシートを見てみましょう。

ここでは食事代金の総額3,013ルピーに対して、VAT 2%

サービス税4.944%、サービスチャージ10%が請求されています。

そう。VATの税率が違うんです。

これは総じて見るとレストランのレベルによってこのような違いが生まれています。

だいたい4つ星や5つ星等の高級レストランではVAT 14.5%が請求され、

3つ星以下の中級以下のレストランではVAT 2%を請求しているケースが多いようです。

ちょっとばかしお固い経理の話になってしまいますが、

このVAT 14.5%を採用しているレストランは

Input Tax Credit Methodというスキームを採用していて、

富裕層をターゲットにしているためにお客さんには高い税金を請求する代わりに、

レストランは食材の仕入等の際に支払ったVATを控除できるメリットがあります。

一方で、VAT 2%を採用しているレストランは、

Compound Tax Methodというスキームを採用していて、

中間層以下をターゲットにしているためにお客さんには低い税金を適用できる代わりに、

レストランは食材の仕入等の際に支払ったVATを控除することが認められていません。

つまり、レストランが仕入時に支払ったVATはそのままレストランの負担になります。

消費者に多く税金を払わせればレストランもメリットを享受できるという仕組みです。

 

さて、私たちがよく利用するスーパーマーケットの場合はどうでしょうか。

結論から言うと、スーパーでは基本的にVATのみです。

ただ、日本とは違って商品によってVATの税率が違うので

タミル・ナードゥ州の場合は概ね(1)免税、(2)5%、(3)14.5%

の3つに分けられているケースが多くなっています。

こないだ買い物に行ったときのレシートを見るとこんな感じ。

 

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マッシュルームは免税、チキンと魚は5%、バターは14.5%という具合です。

他にも例えば、州外や国外から輸入したお酒は58%のVATが、

タバコには20%のVATが課税されたりします。

私たちが払っている税金はVATやサービス税だけではありませんが、

課税の仕組みから、それぞれの税率までとにかく複雑難解。

もう少しシンプルにしてほしいですね!

 

(街中で見かけた金色のベンツ。ぶっ飛んだ成金野郎だ、笑!)

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バンガロール出張!欲張りオススメスポット☆

タミル・ナードゥ州の州都チェンナイから

西に約350キロ離れた隣町のバンガロールは

前回の記事でもご紹介したインド国内の中でも

比較的に住みやすい街として有名です。

標高約900メートルと高台にあって

涼しい時期の平均最低気温約15℃、暑い時期で平均最高気温でも約33℃と

(※チェンナイはそれぞれ5℃ずつ高いイメージ)

気候は一年を通してとても穏やかです。

 

そんな住みやすい街バンガロールにあって、チェンナイにないものと言えば、

まず出張者には嬉しい日本人向けに日本クオリティのサービスを提供するホテルがあること

言わずと知れたトヨタエンタプライズ社がプロデュースする

「チャンセリーホテル(THE CHANCERY HOTELS)」

http://www.the-chanceryhotel.com/bangalore/

 

4F NEXTEP

ROUNGE

SPA

 

日本の月刊誌や漫画が自由に読めるラウンジ「響(HIBIKI)」がホテル内にあり

日本語対応も可能なホスピタリティ溢れるマッサージスパも完備

そして、南インドで初めての大浴場&サウナまで完備しています。

改装されたばかりの部屋にはTOTO製ウォシュレットとバスタブが完備

日本食レストラン「祭(MATSURI)」がホテル内に併設

(ここの豚しゃぶ鍋と雑炊、出し巻き卵は絶品です!)

これだけ日本人の心に手が届くホテルは残念ながらチェンナイにはないですね、笑

 

CHANCERY ROOM

MATSURI

 

 

さて、この「チャンセリーホテル」はバンガロール市内の中心部にありますが、

このホテル周辺にチェンナイにはないオススメスポットがたくさんあります。

忙しい出張者が「チャンセリーホテル」に泊まってゆったり寛ぎながらも、

ちゃっかりその周辺だけでバンガロールを満喫できちゃうオススメスポットを紹介します。

バンガロールと言えば、何と言ってもテーマは「肉」と「酒」です♪

 

1、ステーキハウス「THE ONLY PLACE」

まずご紹介したいのはここ。今回の出張で知り合いに教えてもらったステーキハウスです。

写真の特大ヒレ牛肉ステーキ(ダブル)がなんと580ルピーで食べられます。

レストランの雰囲気も素敵だし、そして何より美味い!

チェンナイでも美味しいヒレ肉が食べられる店はありますが

そのほとんどがバンガロール産なんだとか。さすが原産地だけあって安くて美味いですよ!

https://www.zomato.com/bangalore/the-only-place-church-street

THE ONLY PLACE

 

2、肉屋有名店「Banburies」と豚肉の老舗「The Bangalore Ham Shop」

ここは、ホテルからすぐ近くにある肉屋さん。Bambriesでは牛ヒレ肉ブロックが、

The Bangalore Ham Shopでは薄切り豚肉がオススメなんだとか。

値段も1キロ当たり300ルピー~600ルピー程度とお手頃です。

早速仕入れて、チェンナイでいただきましたが美味でした♪

 

3、世界の「ハードロックカフェ(HARD ROCK CAFE)」

そして誰もが知っている世界のハードロックカフェ☆

バンガロールのハードロックカフェはとっても外観も内観も雰囲気が良いので超オススメ。

チェンナイとは違って「酒」も「肉」も思う存分楽しめるので最高です。

https://www.zomato.com/bangalore/hard-rock-cafe-st-marks-road

 

4、B級グルメ好きにはたまらない「Hotel Fanoos」

また「肉」ですが(笑)、ケバブやシュワルマ等の中近東の味を手軽に楽しめる

B級グルメ好きにはたまらない激安・激ウマのお店。

炭火でガンガンに焼いた牛肉を挟んで食べるBeef Rollが超美味かった。

https://www.zomato.com/bangalore/hotel-fanoos-richmond-town

HOTEL B級

 

5、地ビールが飲める「The Biere Club」

そして、私の“イチオシ”はバンガロールの地ビールが飲めるBAR「The Biere Club」

店内には大型の醸造用タンクが置かれ、その場でジョッキについでくれます。

エールやラガー、スタウト(黒ビール)、ヴァイツェンまで幅広い地ビールが楽しめます。

インドでクラフトビールが楽しめるとは思いもよらずテンション上がってしまいました!

http://www.thebiereclub.com/index.php

Biere_Club_4_Eatisfy

 

バンガロール出張に行くなら、日本人の癒し「チャンセリーホテル」でゆったり寛ぎつつ

ホテル周辺をアグレッシブに食べ飲み歩いてハシゴするのはいかがでしょうか?

あ、それから皆さんもしオススメのお店があればぜひ教えて下さい!

 

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インド国内で住みやすい都市チェンナイ☆

人事コンサルティング大手の米マーサー社が

世界230都市を対象に行った調査

「2015年世界生活環境調査-都市ランキング」によると

http://www.imercer.com/content/quality-of-living.aspx

 

インド国内で住みやすい都市ランキングは以下のとおり

 

138位:ハイデラバード(Hyderabad)

145位:プネ(Pune)

146位:バンガロール(Bangalore)

151位:チェンナイ(Chennai)

152位:ムンバイ(Mumbai)

154位:ニューデリー(New Delhi)

160位:コルカタ(Kolkata)

 

2~3年ほど前に同じようなランキングを見たときは

バンガロールがインド国内で一番住みやすい街と言われていたんですが、

いつの間にかハイデラバードとプネが追い越して上位(?)にランクイン

正直、両都市ともにゆっくり市内を見て回ったことがないので分かりませんが、

特にハイデラバードは日系企業の進出が増えているという話も聞くので興味があります。

 

さて、現在私が住んでいる南インド・チェンナイという街は、

まさにこのランキングで言うとインド国内でちょうど真ん中に位置するわけですが、

日本人にとってはもしかしたら最も住みやすい都市ではないかと考えています。

「人」、「気候」、「食事」の面で特にそう思います。

「人」は南国特有ののんびりとした優しい性格の人が多く、宗教色も強くて保守的です。

そして、日本人同士のつながりも強く、仕事よりもプライベートが忙しい人も(笑?)

「気候」はホット、ホッター、ホッテストなどと言われるだけあって

年中あたたかくて海と椰子の木、トロピカルなフルーツで南国ムード

「食事」は他の都市と比べて日本食レストランが多く、

少なくとも私が知る限り今年中にあと4件の日本食レストランが新しくオープン予定です。

また、新鮮なシーフードが豊富にあります。(生食はハードルが高いですが、、、笑)

 

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(上記写真はFacebook Page “My Chennai”より抜粋 )

 

日本人にとって住みやすい街かどうかは、

日系企業の進出先候補を決める上でもとっても重要な要素だと感じます。

住みやすい街には人が集まり、人がイキイキと生活できるからこそ、仕事にも精が出る。

チェンナイがそんな街としてさらに発展していくことを願ってやみません。

 

ちなみに、

世界240都市で住みやすい都市ランキング上位5位は以下の通りで、

数年前からずーっと変わっていません。

 

 1位:ウィーン(Vienna:Austria)

 2位:チューリッヒ(Zurich:Switzerland)

 3位:オークランド(Auckland:New Zealand)

 4位:ミュンヘン(Munich:Germany)

 5位:バンクーバー(Vancouver:Canada)

 

そして、日本国内のランキングは以下の通りです。

 

 44位:東京

 47位:神戸

 48位:横浜

 58位:大阪

 61位:名古屋

 

インドでもうしばらく頑張って、いつかウィーンに住めたらいいな、笑

 

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世界中に旋風を巻き起こすUber社とは?

すでにご存知の方も多いとは思いますが、

世界中のタクシー業界に新たな旋風を

巻き起こしている米国企業があります。

2009年にサンフランシスコで創立された“Uber”社です。

ゴールドマン・サックスやグーグルの投資会社等が出資しており、

現在、45ヶ国150都市以上で事業展開しています。

日本では東京都心で既存タクシー会社の空車を利用したサービス展開を行っていて、

インドでもすでにチェンナイを含む主要都市においてサービスの利用が可能です。

まずは、インド国内のケースをもとに具体的なサービス内容を簡単にご紹介しておきます。

 

Ubar 1

Uberはタクシーの乗降車をより安心で快適にしたサービスで、

ダウンロードした専用アプリを使うことによって以下のことを可能にしています。

1、マップ上で乗降車位置を事前に指定

2、GPS機能を使って最も近くにいる車を自動配車(到着すると通知もあり)

3、運転手の顔写真、利用者評価、車両番号、車種等を事前に確認

4、専用アプリに登録した決済情報により自動的に支払完了

5、領収書は自動的にメールで配信

 

ちなみに、インドではUber社が手数料として

利用料金の20%を得る仕組みとなっているようですが、

Uber社のビジネスモデルは各国の法規制によって様々のようです。

(例えば、日本ではタクシー事業ではなく、「第2種旅行業者(仲介業者)」として事業展開しているようです。)

 

なお、日本のタクシー業界はサービスの質と価格をある程度均一にすることを目的に

国土交通省がタクシーの台数規制と料金規制を強いていますが、

東京に進出しているUbar社は、

従来の日本のタクシーサービスの質に変化を与えることになるため、

タクシー業界に新たな風を送り込むことになりそうです。

しかしながら、利用者にとっては便利である一方で、

世界各国のタクシー業界からは大きな反発もあるようで

実際、フランスやイタリアではUber社の参入に対して反対も多くあり、

タクシー組合による大規模な集団デモも起きているとのこと。

 

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(Source:Uber社のホームページより抜粋)

 

私が住んでいるチェンナイでは、日本のような ”流し” のタクシーはなく

基本的にコールセンターに電話をして、場所を説明し、30分から1時間程度待って、

乗車後はドライバーに行き先を説明し、降車時には現金で支払わなければならないので、

このUber社のサービスは大変便利で、少しずつ利用者が増えているようです。

 

今のところチェンナイではタクシー業界からの反発の声は聞こえてきませんが、

一方で、この度2014年8月に発表されたRBI(インド準備銀行)の通達により

Uber社のインドにおける事業展開の障壁になる可能性があります。

次回はそのあたりのRBI発表の通達についてご紹介したいと思います。

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チェンナイの南青山?秋葉原?

昨日の騒動から一夜明け、

チェンナイ市内をかる~く散歩してみましたが

スーパーや果物屋さんは空いているし、

車通りも人通りもいつもの日曜日の朝と変わらず

なんだか肩すかしを食らった気分です、笑

とは言っても、人が集まりそうな場所は避けた方がよさそうなので

今日は家でブログでも更新。

 

さて、チェンナイ市内には様々なお店がありますが

日本にある電気街やラーメン街道のように

チェンナイにも特定のお店ばかりが集まる

いろいろな場所や通りがあります。

今日は街中を歩いていて見つけた

場所や通りをご紹介します。

 

全体地図

 

A:

まずはチェンナイ在住の人であれば誰でも知っている富裕層向け繁華街
NunbambakkamのKhader Nawaz Khan通り周辺の通称「チェンナイの南青山?」

ボッテガ・ヴェネタやモンブランなどの高級ブランドブティックから、ハーゲンダッツ等のオシャレなカフェ、高級レストラン、高級スパなどがこの通りを中心にお店を構えています。ちなみに、前まであったルイ・ヴィトンのお店は無くなってしまったようです。富裕層が増えてきているとはいえ、やっぱりまだまだ高級ブランドに手を出せる高所得者はごくわずかなんでしょうね。個人的にはここに出店するよりは、ショッピングモールに出店した方がいいような気もします。

Nunbambakkam

 

B: 

いつも大混雑。チェンナイの主婦や若者がこぞって押し掛けるショッピングエリア
T.NagarのRanganathan通り周辺の通称「チェンナイの竹下通り?」

生活に必要な家庭用消費財を売るお店がぎっしり並んでいます。その周辺をサリーを中心とした服飾や宝飾、アクセサリー関係のお店が取り囲み、平日は主婦層で賑わい、週末になると若者や家族連れの買い物客でごった返します。

T.Nagar

 

C:

独特の活気に包まれるチェンナイの若者が集まる電気街
Anna Salaiの北東にあるRichie通り周辺の通称「チェンナイの秋葉原?」

携帯電話からパソコン、ゲームやその他関連部品や機器を売るお店が所せましと並んでおり、日中から多くの若者やその業者の人たちが集まっています。また、そのお店の多くがイスラム教徒であるムスリムによって経営されていることのもあり、独特の活気があります。

Richie Street

 

D:

ショッピングモール「Express Avenue」から歩いて西にすぐ。Whiteロード沿いに集まる自転車や自動車の交換用タイヤのお店が多いエリア。MRFタイヤやYOKOHAMAタイヤ等の看板を掲げたショップが立ち並んでいます。

E: 

ショッピングモール「Express Avenue」から歩いて東にすぐ。Bharathiロード沿いに集まる家庭やオフィス用の床タイルやフローリング関係のお店が多いエリア

F:

Thiruvikaロード周辺に集まる家庭やオフィス用家具のお店が多いエリア。高級家具から中国製やインド製の安い家具まで幅広く揃っています。

G: 

TTKロード沿いとその周辺に集まるアジア料理店やイタリアンレストラン、パン屋、カフェを中心に、服や電化製品、文房具までも揃う繁華通

H:

Koyambeduバスターミナルのすぐ横にあるベジタブルマーケット。毎日早朝にチェンナイ周辺から大量の野菜・果物・生花が集まってくる大市場。

 

ところで、南インドの人が大好きなインド版炊き込みご飯と言えば「ビリヤニ」

日本のラーメン街道ならぬ、チェンナイの“ビリヤニ街道”がないか現在調査中です!笑

「他にもこんな場所あったよ!」などの情報があればぜひ教えて下さい!

 

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自然のお酒?トディ(Toddy)を飲んでみた

インドに来てから毎日のお酒の量が増え

今ではすっかりお腹ぽっこりな私ですが

ヤシの木から採取できるというお酒

そんな自然のお酒があるという噂を聞きました。

 

ぜひ飲んでみたい!

 

というわけで

 

インド南部で有名な“トディ(Toddy)”というお酒を飲んできました。

このトディが作られるのは6月頃までということで、今年最初で最後の飲み納めです。

インドだけでなく、フィリピンやインドネシア、ナイジェリア、ガーナなどでも採取され、

別名“パームワイン”などと言われたりもするようですが、

その名の通りパームツリー(シュロ)と言われるヤシの実を夜間に切り取り、

その切り口に入れ物を設置することによって夜通しその切り口から流れ出る樹液を採取

すると、空気中に浮遊している酵母によってその液体の醗酵が始まるのだとか。

翌日のお昼頃にはバケツいっぱいの自然のお酒が完成!早速いただきました!

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ほんのりした甘さと酸味がきいた乳炭酸

酸味のある薄めのマッコリを炭酸で割ったような感じでしょうか

まさにお昼頃が一番の飲み頃ということで、

そのパームツリーが林立する海辺で真っ昼間からインド人と一緒に飲んだくれ、笑

いやーーーまさかマッコリ風のお酒が昼から飲めるとは思ってもおらず感動したのでした。

ただ、時間の経過とともに醗酵がどんどん進行するためか、

夕方に近づくにつれてアルコール度もトディ独特の臭いもかなり強くなってきたので

美味しいトディを飲むためには採取したてのタイミングを狙っていくのがポイントです。

 

今回、樹液を採取しているところを実際に見れなかったのは残念でしたが

切り取る前の実が大きくなったものがこれなんだそう

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チェンナイではこれを“パナンガ”と呼ぶそうですが、

味・食感ともにまさにナタデココのような実が中に入っていてこれがまたとっても美味!

お店の人が写真のように切ってくれて、その切り口に親指を突っ込んで

親指をスプーンのようにして食べるんですが、これがなかなか楽しい。

 

ちなみに、トディを作るのにケララ州ではパームツリーの代わりにココヤシを使うそうですが、

インド人の友人によると、ケララ州のトディの方が美味しいそうです。

次回ケララに行くときには絶対に飲んでみたい!

↓↓↓ トディの採取ムービーを発見!↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=TprqL0cMDpQ

 

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メイドのいる生活~自宅でトンカツが食える幸せ~

先月から人生初のメイドを雇い始めました。

週3回、掃除、洗濯、皿洗い、買い物、料理

いろいろ何かと時間を取られる家事を全部やってもらって

月額4,000ルピー(約7,000円)+実費交通費負担

 

チェンナイの相場よりは少し高めといったところですが、

英語ペラペラ、かつ、日本食が得意、という点に魅かれて即日で決めました。

というのも、ある日Twitterのタイムラインを眺めていたら

デリー在住のある日本人がこんなつぶやきをしていたんです。

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「メイドおったら助かるのにな~」とちょうど思っていた矢先

直観的にメッセージを送ってみたらすぐに返信がありました。

そして、その日のうちにメイドとの面談が決まり、

翌日の朝には実際に会って即時採用決定!

メイドを探してはいたものの何のツテもなかった中で突然の出会い

昨日まで見ず知らずのシェフの旦那を持つメイドMさんと

そんなMさんを紹介してくれた同じく見ず知らずの家族帯同でデリー在住の日本人Kさん

これも何かのご縁ということでご家族みなさんに会えたらいいな~などと思いつつ

いやーーTwitterってスゴい!こんな出会いもあるんだな~とちょっと感動したのでした。

 

実は、それ以上に感動したのはメイドMさんの人柄と仕事のクオリティです。

初めての面談初日、待ち合わせは午前10時に私のアパート

すると、待ち合わせ10分前に「あと10分で着きます」と携帯にメッセージが

そして、初めて来るので分かりにくいであろう私のアパートに午前10時ぴったりに到着

買い物に行かせても、手渡したお金の残金を手書きで計算した紙と

領収書を一緒にしてちゃんとおつりを返してくれる

冷凍の肉を買ったら小分けにしてサランラップでくるんでくれる

豚のしょうが焼きや豚キムチ炒め、トンカツ(豚肉を買い過ぎたのでw)

味噌汁やサラダ、ドレッシングまで作れる

さらに、日本人Kさんが英語版の日本料理レシピ本を

2冊メイドMさんにプレゼントしてくれたので彼女も俄然やる気が出てきた様子♪

そんなMさんの靴があまりにボロボロだったので

先週、彼女の就職祝い(?)に新しい靴を買ってあげました。

むっちゃ喜んでくれたので良かった!

 

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飼ってる牛を湖で洗ってあげるとき

いつも使っているタクシーの

仲良しの運ちゃん。既婚者。36歳。

人の話をちゃんと聞いてくれる

そして、いろいろなことに気がつく

素晴らしいタクシー運転手であり、いい男です。

今朝、いつものように車中の会話もほどほどに

ひとりで車からの外の景色を眺めていたら

運転している彼がおもむろに質問してきました。

 

「What is the life for you, sir ?」

 

いつもくだらない雑談ばかりしていた彼が、

急にぶつけてきた質問のデカさに思わず笑ってしまいましたが、

でも彼の表情を見て、そして、自分なりに真面目に答えました。

彼は、何のために生きているのかが分からなくなるときがある、と。

そして、私も彼に質問をしてみました。

 

「When do you usually feel happy ?」

 

すると、自分の田舎で飼っている牛を湖で洗ってあげるとき、と

木に登ってココナッツやフルーツを取るとき、がイチバン幸せだ、と。

牛と緑しかない大自然で育った彼が、田舎からチェンナイという大都会に出てきて、

ひとりの女性と結婚して、タクシードライバーとして仕事を始め、

そして、新しい環境に順応しながら生きていく

格差の大きい、そして、成長の著しいインドという国では

仕事のあり方、生活のあり方、家族のあり方、人生のあり方が大きく変わってきている。

 

自分は何がしたいのか、何ができるのか、何をすべきなのか、何のために生きているのか

そんな自分自身が今まで日本で抱いてきた等身大の悩みを、

全く異国の地に住む彼も同じように持っているんだ、ということをリアルに知って

彼のことを今まで以上に、より身近に感じるようになりました。

 

そんな彼は、5年後にはチェンナイで友達と一緒に何かビジネスを始めたいのだとか。

彼と何か一緒にビジネスができたら面白いなぁ♪

 

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インドに流通する「紙幣」と「硬貨」のおはなし

最近、インドで新札をよく見かけます

特に多いのが1,000ルピー札と500ルピー札

インド経済の発展、そして、インフレが着々と進む中

高額紙幣である1,000ルピー札と500ルピー札が

より多く流通するようになってきたことの現れでしょうか

 

ちなみに、インドの最高額紙幣は1,000ルピー札(約1,600円相当)

そして、ご存知のとおり日本では10,000円札ですが、

世界にはもっと高額な紙幣がたくさんあるようです。

現在、流通している世界最高額の紙幣は

シンガポールの10,000ドル札(約770,000円相当)

その他にも、スイスの1,000フラン札(約105,000円相当)

ユーロ圏の500ユーロ札(約65,000円相当)などがあるようです。

日本では1957年に初めて5,000円札が聖徳太子の肖像デザインで発行され、

翌年の1958年に、初めて10,000円札が同じく聖徳太子の肖像で発行されました。

インドにも将来、5,000ルピー札や10,000ルピー札が発行される日が来るのでしょうか

ちなみに、インドでは原則全ての紙幣がマハトマ・ガンジーの肖像デザインになっています。

photo 2

 

さて、インド貨幣の話に戻りますが、

最近、10ルピー硬貨(約16円相当)もよく目にするようになってきました

もともと10ルピーは「紙幣」として流通していましたが

「紙幣」から「硬貨」へと移行されつつあるのかもしれません

ここでひとつ疑問なのが、なぜ「紙幣」から「硬貨」へ変わるのでしょうか

この謎を解くにはそもそも、なぜ高額な貨幣は「紙幣」で

低額な貨幣は「硬貨」なのか、を考える必要がありそうです。

本当のところはよく分かりませんが、こう考えるみることにします。

まず、大前提として「硬貨」は偽造されやすい

例えば、日本で1万円玉を作ってしまうと

簡単に偽造されてしまい、きっと安定した貨幣経済の維持が難しくなります

一方で、「紙幣」は偽造されにくい

様々な偽造防止技術が導入され、そう簡単には偽造できないのが「紙幣」です

簡単に偽造できても相応の価値が得られない

つまり、貨幣経済に影響を与えない低額な貨幣を「硬貨」で

偽造したくても簡単にはできない高額な貨幣を「紙幣」として

流通させているのが背景にある理由ではないかと思われます。

仮に現在のインドが「10ルピー紙幣」から「10ルピー硬貨」に変わりつつある過渡期だと仮定すると、

インド社会にとっての10ルピー(約16円)という貨幣価値は

今までは偽造されてしまうと問題になり得るレベルであったのに対して

今まさに、偽造されたとしても問題にはなり得ないレベルに

少しずつ移行しつつあるのかもしれません

photo3

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インドで初めての結婚披露宴

公私共にお世話になっているインド人に招待されて、

初めて結婚披露宴に参加してきました。

とは言っても新郎はそのインド人の兄弟

今まで一度も会ったことはありませんが

インドの結婚披露宴は形式ばったものではなく

友達の友達はみーんな友達!という感じ

みんなで集まって盛り上げるお祭りのようなものなんだとか

ちなみに、このインド人は会計士なのですが

兄弟も父親も娘も家族全員が会計士、という会計士一家です

 

招待状を見ると披露宴は夕刻の6時半スタート

友達の話では2~3時間は遅れてスタートするという噂だったので

少し早めに(?)8時頃に会場に向かいました。

すると、すでに会場には300人ぐらいのインド人

あれ、ちょっと遅かったか、と思いながらも

主催者に聞いてみると600人ぐらいは来るとのこと(笑)

自由に来て、自由に飯食って、自由に帰る

とっても居心地のいいスタイルで全く問題ありませんでした

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ステージの上には新郎新婦が豪華なチェアーに座って写真撮影中

25歳の新婦は鮮やかなサリーに金の装飾品を身にまとって美しく着飾っているが

一方で30歳の新郎は仕事帰り(?)的な雰囲気が否めないのは気のせいか・・・

あ、でもネクタイの色は気を使って新婦のサリーの色から拾ったんやね

参加者がステージ横に長蛇の列をなして順番に新郎新婦と写真を撮っていきます。

photo 4

 

結婚披露宴で気になるのはまずドレスコード

友人に聞いたところ女性は着飾っている人が多いが、

男性のドレスコードは何でもよく特に決まりはないとのこと

なんて言われても、初めてだし失礼があったら嫌なので

とりあえずジェルで髪型をハードに決めて

スーツにネクタイ、インド柄のハンカチをポケットチーフにして突撃しました

すると仕事で付き合いのあるインド人が柄シャツにチノパン、サンダルで登場

なるほど、本当に何でもいいんやね

 

次に気になるのはお祝儀

インドでは日本のようにお祝儀を渡す習慣はないんだとか

お金を渡す人もいれば、

プレゼントを渡す人もいる、とのこと

しかも、写真を取る前後のスキを見て新郎新婦に直接渡す

「奇数」は縁起が良いとされているインドでは

お金を渡す時も奇数になるように渡すのが一般的なのだとか

市販で売られているお祝儀袋に

最初から1ルピーコインが張り付けられているのもそれが理由

私は1,501ルピーをお祝儀で渡しました。

次はインドの結婚式も見てみたいな

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生きることの現実を教えてくれる場所

昨日Youtubeで『情熱大陸』の動画を観ていたら

ニワトリを飼育し、解体し、そして食べる

福岡県久留米市の高校教員、真鍋公士氏が実施している

“いのちの授業” を紹介する動画を見つけました。

インドに住む日本人として共感する内容でしたので

興味のある方はぜひ↓

http://www.youtube.com/watch?v=1uX3bK7Yw-o

 

インドで暮らすようになって初めて

目に見えてくる現実がたくさんあることに気づきます。

生きるために必死で食べている人たち

病院に行けずに苦しんでいる人たち

一日中物乞いをしている人たち

そして、鶏肉になる直前のニワトリたちの姿も・・・

 

海外旅行に行ったときに誰もが一度は見たことがある光景

ただ、その現実を前に、そのとき抱いたはずの自分の感情も

日本に戻るといつの間にか普段の日常の中に消えていきます

それがいいことなのか、悪いことなのかは分かりません

ただ、インドで暮らしていると、それが決して消えることなく常に日常の中にいます。

 

「あなたにとって、インドとはどんな国か?」

 

もしそんな質問をされたら今の私はきっとこう答えます。

 

「生きることの現実を教えてくれる場所」

 

想像を絶するような貧しい人たちのリアルな人生の一コマを目にして

同じ人間として、自分も必至に生きていると胸を張って言えるか?

貧しい家庭に生まれ、ろくな教育も受けられずに育った人の幸せそうな笑顔を目にして

十分な教育を受け、恵まれた環境で育てられた人間として、

自分が生まれ持って与えられた “幸せ” を忘れていないか?

鶏肉になる直前のニワトリたちを目にして、

“いのちをいただく” という食事の意味を忘れていないか?

そう、いつも自分に問いかけられているかのようです。

生活、家庭、仕事、人生、いろいろな意味で自分のチカラを試されているような気がします。

 

「インドに行くと価値観が変わる」なんて言葉をよく聞きますが、

この表現には、どこか日本を基準とした場合の

インドの一風変わった価値観を称している感があります。

しかし、私はそうは思いません。

日本と比べてインドが変わっているというよりはむしろ、

ひとりの人間として生きることの現実

インドにはその多くが包み隠されることなく

そして、国民がその現実を受け入れながら各個人が強く生きている、という真実があるだけです。

一方で、現代社会を生きる日本人の多くは、

幸か不幸か、その真実を見ずに済む特別な国に生きているのだと思います。

「インドに行くと価値観が変わる」というのは、つまり、

「インドに行くと真実が見える」に過ぎないのかもしれません。

 

(生きたままのニワトリをぶら下げた配達のおっちゃん↓)

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ショートかミディアムどっちにする?

インドで初めて散髪に行ってきました。

チェンナイの街中でよく見かける看板

インド国内の大手サロンチェーンで

フランチャイズで大きく事業拡大している『Naturals』

男性用、女性用、こども用の3つの部屋に分かれていて、

男性には男性の美容師が、

女性には女性の美容師がつきます。

比較的清潔感のある店内に安心感を覚えながら

決してオシャレとは言えないスラっと背の高い兄ちゃんが

「ショート?ミディアム?」

インドには髪型が二種類しかなんだぜ、的なノリで、さぁどっちにする?と

やはり二択説の噂は本当だったのか、と思いながら

「ミディアムプリーズ」とカットを依頼。

すると、間髪入れずにカットがスタート

霧吹きでかけてくる水が顔面を直撃するのに耐えながら

カット中のクシの当て方がやたらと激しく頭皮に突き刺さる痛みにも耐えながら

途中、「オールストレート、オケー?」

と意味の分からない質問を受け、確認するも埒が明かず

結局そのまま10分程度でどうやらカット終了

「ディスイズミディアム、オケー?」

一応短くはなったし悪くはなかろうと「オッケー」と承諾

ミディアムの割にはかなり短くなったけど、

ショートにしたら丸坊主になるのかな

これで140ルピー(約230円)

全体的に雑ですが、コストパフォーマンスはなかなかのものです。

ちなみに、地元の個人理髪店であれば50ルピーぐらいという話なので

次回はそこに行ってみることにしよう

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