ということで、今回はインドから国内旅行感覚で気軽に行ける海外を紹介していきたいと思います。
スリランカ基本情報
コロンボまでは直行便だと、
- デリーから約3時間半
- チェンナイからだと約1時間半
で到着し、インドとの時差はありません。ちなみに首都はコロンボだと思われがちですが、正しくは「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」です。
少し話が逸れましたが、スリランカ入国に際しては、2023年4月現在は、PCR検査や陰性証明は不要で、コロナ関連の制限はありません。
但し、事前にVISAの申請が必要なので、旅行が決まったら手配を忘れないようご注意下さい。渡航情報は随時変更があるので、旅行前に大使館HP等で最新情報を確認する事をオススメします。
言語については、公用語は
- シンハラ語
- タミル語
- 英語
となっており、基本的にどこでも英語表記があり、主要な場所では英語は通じるので、不便はありませんでした。
通貨はスリランカルピー(SLRs.)で、一部現金しか使えない場所があるので、空港でいくらか両替することをオススメします。
スリランカの歴史
スリランカをもう少し知るために、スリランカの歴史について、ざっくり簡単に触れていきたいと思います。
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旅行中、特段身の危険を感じるような事や治安の悪さを感じる点はありませんでしたが、未だ経済不安が続いている状況ではあるので、最低限の注意は怠らずに、楽しんでいただけたらと思います。
2泊3日スリランカの旅 行程表
前置きが長くなりましたが、ここからはスリランカ旅行記をお届けしたいと思います。
今回はインドの祝日に合わせて、週末プラス1日の2泊3日で旅行を計画しました。ざっくりとした日程は以下の通りです。
〈1日目〉
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〈2日目〉
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〈3日目〉
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初めてのスリランカということで、土地勘もないので、移動は最小限に、観光を織り交ぜつつビーチエリアでのんびり楽しむ事を重視した行程を組みました。
筆者が旅行をした4月はスリランカの最も暑いシーズンで、今回旅行する南西エリアは雨季と乾季の狭間の気候が不安定な時期と聞いていましたが、暑さはインドの真夏を体験していれば同程度の感覚。
天気に関しても、初日こそ夕方雨が少し降りましたが、2、3日目は快晴だったので、旅行への大きな支障はありませんでした。
スリランカはエリアにより気候が異なるので、旅行するシーズンにより観光地を選ぶのも一案かと思います。
1日目 コロンボにてティータイム
朝はいつも通りに起床して空港に向かい、スリランカ航空でいざスリランカへ。
短いフライトだったので何も出ないと思っていたら、スリランカの有名ビール、ライオンビールとホットスナックが出ました!
束の間の軽食を楽しんでいたら、あっという間にスリランカに到着。まずはコロンボ市内への移動手段探しに空港にあるタクシーカウンターへ。
複数のタクシー会社があるので何店舗かで比較しましたが、あまり値段に差がなかったので、最後に話を聞いたところで、最終的に3日間全行程での貸し切りにしました。
早速タクシーに乗り込み、コロンボ市内へ。実はこの日はスリランカの新年に当たる日だったため、コロンボ市内はゴーストタウンのようになっており、軒並みお店が閉まっていたので、現地の休日は事前にチェックしておくことをお薦めします。
ホテル以外のお店はほぼ休業していたので、海沿いにあって景色が良さそうだと思い、「Shangri-La Colombo(シャングリラ・ホテル コロンボ)」のラウンジでお茶をすることにしました。
Shangri-La Colombo
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1日目 美しきジェフリーバワ建築の世界へ
お茶を楽しんだ後は、今回の旅行で一番楽しみにしていたホテル、The Blue Water へ。
市内から海沿いを南下すること約1時間を予定していましたが、祝日で人も車も全く走っていない状況でだったので、30分程度で到着しました。
バワ建築はスリランカの文化と自然を融合させた建築が特徴で、有名なアマンリゾートはバワ建築の影響を大きく受けていると言われており、今や多くの人に知られているインフィニテープールの産みの親もバワと言われています。
The Blue Waterのエントランスは、建物と外の境目が曖昧で、そのまま目の前の海に繋がるような解放感のある作りが印象的でした。
奥へと足を踏み入れると、自然をモチーフにしたアートと、それを座って楽しめる様々な椅子がお出迎えしてくれます。どのアートも椅子も、奇抜すぎないのに個性があり、かといってその集合体が雑多な感じではなく、独特の調和が取れていていました。
何をするでもなく、海風にあたりながら、バワデザインの椅子に座って過ごした時間は、かけがえのない思い出になりました。
The Blue Water
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