【Paris 2024】パリ五輪で活躍したインド人選手をご紹介します

by Koma

前回の東京五輪(Tokyo 2020)から早いもので3年。
2024年7月26日(土)から8月11日(日)にパリ五輪が開催されました。

日本の選手もトータルメダル数で世界3位になるなど大活躍だった本大会ですが、インドの選手も計16の競技に出場していました。
今回は、パリ五輪で活躍したインド人選手についてご紹介します。

パリ五輪の概要

  • 期間;2024年7月26日~8月11日
  • 場所:フランス パリ(※一部フランスの他の都市でも実施)
  • 種目:32競技329種目
  • 新種目:ブレイキン
  • 参加国:206の国と地域

開会式は、フランスのセーヌ川を舞台に行われました。
選手団は、スタジアムではなく、川沿いの船に乗りながら入場行進を行ったのも印象に残っていますよね。

ごうぞう
ごうぞう
びっくりだったぞう!

パリで五輪が開催されるのは、1924年の開催以来の100年ぶりでした。
ちなみにパリはこれまでに1900年にもオリンピックを開催しており、今回は3回目の開催です。

射撃会のニューヒロイン – マヌ・バカー選手

マヌ・バーカー選手(Manu Bhaker)は、北インドのハリヤナ州生まれの22歳で、射撃の選手です。

とくに10mエアピストル競技で世界的に知られていて、インド国内外で数々のタイトルとメダルを獲得しており、今回のパリ五輪も開催前から注目されていました。

彼女はインドの女性選手として初めて10mエアピストルでオリンピックのメダルを手にし、さらに混合団体競技でも銅メダルを獲得しました。

 

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Komaさん
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この快挙により、彼女はインドのオリンピック史において初めて一度の大会で複数のメダルを獲得した女性選手となりました!
ごうぞう
ごうぞう
まだ22歳の彼女に今後も期待だぞう!

やり投げ界のスター – ニーラジ・チョプラ選手

ニーラジ・チョプラ選手(Neeraj Chopra)は、ハリヤナ州生まれの26歳で、陸上(やり投げ)の選手です。

2016年のU20世界陸上競技選手権大会では、当時のU20世界記録である86m48を樹立し、世界に衝撃を与えました。

彼は前回の東京五輪(やり投げ)で87.58mをだし、「金メダル」を獲得したのは記憶に新しいと思います。

これは、インドのスポーツにおいて、陸上競技で初のオリンピック金メダルでした。
インド全土でも大きな話題となり、瞬く間に国民的英雄となりました。

そんなニーラジ選手ですが、今回のパリ五輪でもその実力を証明し、銀メダルを獲得しました。
2大会連続のメダル獲得により、オリンピックで2度メダルを獲得したインド初の陸上選手となりました。

ちなみにパリ五輪では、89メートル45というシーズンベストを叩き出し、2大会連続の金メダルとも思われたのですが、パキスタンの選手が五輪新記録でもある92メートル97を叩き出し、惜しくも銀メダルでした。

 

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Komaさん
Komaさん
わたしもリアルタイムで見ていたのですが、92メートル!?とテレビの前でびっくりしてしまいました。

最年少五輪メダリスト – アマン・セーラワット選手

アマン・セーラワット選手(Aman Sehrawat)は、ハリヤナ州生まれの21歳で、レスリングの選手です。

彼は、ジュニア時代から頭角を現しており、各大会でも優秀な成績を収めました。

そんなアマン選手ですが、今回のパリ五輪では「フリースタイル・レスリング男子57kg級」男子に出場し、見事銅メダルを獲得しました。

 

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予選ラウンドから安定したパフォーマンスを見せ、世界のトップ選手たちと互角に渡り合ったのも印象的な選手です。

とくにスタミナが非常に強いのが特徴で、試合の後半でも高い集中力を維持できたのも勝因だと言われています。

インドの若いレスラーたちにとっても大きな影響を与え続けるアマン選手。
今後、インドがレスリングの強豪国としてさらに発展するための原動力となること間違いなし!な選手の1人です。

2大会連続銅メダル獲得 – 男子ホッケーチーム

インド男子ホッケーチームの歴史はとても長く、はじめて出場したオリンピックは1928年のアムステルダム五輪です。
そこでなんと初出場にして金メダルを獲得、その後1956年のメルボルン五輪までの間、インドは6連覇を達成しています。

1980年代に入ると、他国のホッケー技術が進化したり、インド国内の支援体制の問題が影響したことで、インドホッケーチームは成績が低迷してしまいます。

しかし、近年再び復活し始めたインドホッケーチーム。
2018年のアジア大会では銀メダルを獲得し、2019年のホッケーワールドシリーズでは優勝するなど、再び国際的な成功を収め始めました。

その後、前回の東京五輪・今回のパリ五輪でそれぞれ銅メダルを獲得したことで、インドホッケー界にとっても大きな転機となり、国内外で大きな注目を集めています。

 

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今後も、オリンピックや世界選手権でのさらなる成功を目指しており、これまでの歴史と伝統を再び輝かせることが期待されている競技の1つになっています。

おわりに

パリ五輪で活躍したインド人選手についてご紹介しました。

これらの選手たちの成功は、インドのスポーツ界にとって非常に重要なものであり、今後も多くの若い世代に影響を与え続けることでしょう。
また、若い選手がこうして活躍することで、インド政府やスポーツ機関による支援の重要性も再認識させるのではと思います。

インドのスポーツの発展にとって1つの重要な節目となった今回のパリ五輪。
今後もインドは、さらに多くのメダルを獲得し、世界の舞台での存在感を高めていくと思います。

ごうぞう
ごうぞう
インドの選手たちの挑戦は、まだまだ続くぞう!
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