アーユルヴェーダドクターに診察してもらいました

by 田中啓介 / Keisuke Tanaka

前回の記事、「アーユルヴェーダマッサージ」の続きです。

受付のお姉さんに、アーユルヴェーダドクターがいらっしゃる診察室に通されました。

ドクターは私の推測では40歳前後の男性で、白衣は着ておらず、キチッとしたシャツとパンツ姿。

長いヒゲを生やした長老みたいなドクターがいらっしゃるのかなとドキドキしていたので、イメージと違い驚きました、笑。

まずはドクターにアーユルヴェーダ診療は初めてである旨を伝えると、

「アーユルヴェーダ」の意味、

「アーユスとは生命、ヴェーダとは科学、知識という意味があり、約5千年近い歴史があるインドの伝統医学です。中国の医学と似ていて、疾病の予防や治療に使われます。」

という内容のことを英語で丁寧に説明してくれました。

(ちなみに、私は英語に自信はありませんが、以前にアーユルヴェーダについて本で読んでいたことと、ドクターがゆっくり話してくれたこともあり、ほぼこれで間違いないと思います、笑)

「肩が常に凝っている」と訴えて、みてもらいました。

まずは問診、

名前、年齢、電話番号、タバコは吸うか、お酒は飲むか、大きい病気をしたことがあるか、いつからその症状はあるのか、具体的にどの部分なのかなどを聞かれました。

さらに触診の結果、

「これから週に1回、マッサージにきなさい。ただし、マッサージの前に僕の所にきなさい。そうしたら僕がマッサージ担当に、オイルの種類やマッサージ方法を指示します。」と。

どうやら、今回私が受けたマッサージはリラックスを目的としたマッサージだったようですが、

次回は肩こりの治療としてのマッサージが受けられるとのことでした。

そして、最後に一言注意を受けたのが、

「冷たい水は飲まないように」ということ。

暑いから冷たい水をゴクゴク飲んでしまっていたので苦笑いをしてしまいましたが、確かに冷たい水で身体を冷やすと良くないというのは日本でもよく聞きます。アーユルヴェーダの考え方でもやはり良くないんだと再確認。反省しました。

ちなみに診察料は、200ルピー(約300円)でした。

 

思い返せば、チェンナイのカフェやレストランで出される水は基本常温です。

冷たい水をお願いすると出してもらえるのですが、チェンナイの人たちの多くは常温で飲んでいるように思います。

もしかすると、この習慣もアーユルヴェーダの考えがチェンナイの人たちに根付いているというのが理由の一つかもしれません。

 

次回のマッサージが今回受けたマッサージとどんな風に違うのかがすごく楽しみです。

来週にマッサージを受けに行く予定なので、またレポートします。

 

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