1. TDSの基本的な概念 源泉所得税(TDS)は、インド国内で支払われる所得に対して適用される直接税の一種です。支払者が受領者に代わって税金を差し引き、国に納める仕組みとなっています。TDSは、所得税法(Income Tax Act)に基…
田中啓介 / Keisuke Tanaka
田中啓介 / Keisuke Tanaka
京都工芸繊維大学造形工学科卒業。米国公認会計士。2012年に南インドに移住し、当ポータルサイトを開設。2014年にインド進出支援コンサルティング会社Global Japan AAP Consulting社を創業。インドの会計税務や法務、労務など各種コンプライアンスを含む幅広い経営管理業務を支援。コロナを機に、リモートワークをベースとしたインド人材やインド企業との連携・協業が、日本企業のグローバル展開とDXを中長期的に支えていくと確信し、2020年にINDIGITALを創業。
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日本の約9倍の広さの国土。 そして、2023年には約14億人の人口を抱える世界最大の人口大国になろうとしているインド。 これだけの大国にあって、多宗教かつ多言語、多文化、所得格差のあるインドにおいて、インド人をひとことで語るのは簡単ではあり…
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新興国においては生活やビジネスにおいて「不便」「不備」「不足」はつきものですが、基本的なインフラや各業種・業界のルール・規制が整備されていないからこそ、一気に変革が進むという側面もあります。 これを一般的にカエル跳びに例えて「リープフロッグ…
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“Lakh” と “Crore” インドで仕事をしているとこのふたつの文字を毎日のように目にします。 どういう意味かわかりますか? これらはインドにおいてある数字を意味しています。  …
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今日はインド最大のお祭り「ディワリ(Diwali)」 インド人から聞く話によると、 どうやらディワリはインドの新年のお祭りのようです。 家の大掃除をして、服や靴などを新調したり 家族で集まってみんなでご飯を食べて、甘いお菓子を楽しんだり ご…
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チェンナイから片道フライト約2時間のムンバイ。 往復で1万ルピー前後(約1万5千円)と手軽に行けます。 チェンナイに長く住んだ者から見るとムンバイは極めて洗練された印象 特にレストランや店舗スタッフの対応に着目するとサービス品質の良さを感じ…
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インドでは左手は「不浄の手」とされている。 食事のときや握手をするとき、お金を渡すとき、 人にものを渡すとき等は必ず右手を使わなければならない なぜなら、インドではトイレットペーパーの代わりに左手を使うからだ、と。 インドに来…
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インドに来てから毎日のお酒の量が増え 今ではすっかりお腹ぽっこりな私ですが ヤシの木から採取できるというお酒 そんな自然のお酒があるという噂を聞きました。 ぜひ飲んでみたい! というわけで インド南…
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冷たいレモネードが飲みたくなる季節 一足先に夏を迎えたインドでは レモンソーダを売る屋台が多くの人で賑わっています。 その場で絞ったレモンにソーダ、氷を混ぜて、 お好みで「塩」か「砂糖」を選びます。 私たち日本人にとって耳に馴染みのあるイン…
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1. 湾岸諸国との伝統的なつながり ビジネスの世界では、古くから世界中の商人が海を渡り、経済的成功をおさめてきました。商人といえば、特にユダヤ人や華僑・印僑が有名ですが、地域としては、ユダヤ人が欧米諸国で特に存在感を持ち、華僑が東南アジアで…
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「あれ?ごうぞう変わった…?」 もしかしたらそう思った読者の方も、いらっしゃるかもしれません。 いえいえ、実は「変わっては」いないんです。 そう、今までのごうぞうさんは「ごうぞうさんが自ら手書きで描いた自分の似顔絵」だったんです。(あ、言わ…
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チェンナイの公用語はタミル語です。 インドと言えばヒンドゥー語なんじゃないの?と思われるかもしれませんが、 インドには政府が認めている公用語として15言語あってヒンドゥー語はその中のひとつにしか過ぎません。 (紙幣に記載されています。) で…
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普段、カフェで仕事をすることもあるのですが、近所にスタバもシアトルコーヒーもないし、かと言って周りのカフェを見渡してみると朝早くからオープンしていない、、、長時間いるにはちょっと居心地が良くない、、、どうも落ち着かない、、、などいろいろと不…
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一般的に、インド国内で日本語を勉強しているインド人の比率は極めて低い状態です。私がインドで生活をしていて、日本で働きたいというインド人の声もほとんど聞かないように感じます。インド人は、母国語(準公用語)として英語を当たり前のように話し、優秀…