インド英語と「only」の使い方

by 田中啓介 / Keisuke Tanaka

日本人の英語は聞き取りにくいと言われますが、

インド人の英語も結構聞き取りにくいです。

外資系企業で多国籍の人と一緒に3年近く働いていましたが

一番苦労をしたのはインド人の英語でした。

インドに来てからも20社近くのインド現地企業を訪問して

社長さんに対してインタビューをしてきましたがやっぱり難しいです。

今のところ50%理解できればヨシとしています(笑)

(そもそも私の英語力が不足している点も否めませんが・・・)

 

で、このインド英語。

何がそんなに難しくしているかと言うと

「r」の発音です。

聞いていると分かるのですが、

インド人は 「r」 を 「ru」 と発音している場合が多いんです。

「ハンバーガー(hamburger)」 は 「ハンバンガル」に

「ユニバーシティ(university)」 は 「ユニヴァルシティ」に

「パーパス(purpose)」 は 「パルパス」に

そして、「th」 を単なる 「t」 として発音している場合が多いです。

「th」 と言えば、私たち日本人は舌を噛んで摩擦音を出すと教えられましたが

インド人はたぶん舌噛んでないと思います。(笑)

「バスルーム(bathroom)」 は 「バートゥルーム」に

「アイシンク(I think)」 は 「アイティンク」に

「サンキュー(thank you)」 は 「タンキュー」に

あと、面白いなーと思うのは、

やたらと文章の最後に 「only」 を使うインド人が多いこと。

It takes 30 min only ! (30分しかかからないよ!)

(これはちゃんと意味が分かります)

You can visit to Pondichery today only ! (今日だけポンディチェリーに行けるよ!)

(え?どゆこと?今日だけ?なんで今日だけなん?)

He is my friend only ! (彼は友達なだけだよ!)

(え?どゆこと?単なる友達ってこと?まさか唯一の友達・・・じゃないよね?)

きっと特別な意味はないんです

でも、なぜか文章の最後に 「only」 をつける人が多い。

先日マハーバリプラムという町にタクシーで行ったとき、

ドライバーの運ちゃんはこの 「only」 をたぶん片道で30回ぐらい言ってました(笑)

 

(今日の1枚:やぎさんのお散歩↓)

 

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