日本における人材不足と海外からの人材獲得動向 日本では出生率低下に伴う高齢化社会、世界でも稀にみる人口減少により人材不足に直面しています。経済産業省が2016年にまとめた資料によると、IT部門では、既に約 17 万人もの人材が不足していると…
田中啓介 / Keisuke Tanaka

田中啓介 / Keisuke Tanaka
京都工芸繊維大学造形工学科卒業。米国公認会計士。2012年に南インドに移住し、当ポータルサイトを開設。2014年にインド進出支援コンサルティング会社Global Japan AAP Consulting社を創業。インドの会計税務や法務、労務など各種コンプライアンスを含む幅広い経営管理業務を支援。コロナを機に、リモートワークをベースとしたインド人材やインド企業との連携・協業が、日本企業のグローバル展開とDXを中長期的に支えていくと確信し、2020年にINDIGITALを創業。
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インドM&A市場の動向 最近、M&Aや合弁をインド進出の選択肢として積極的に検討する日系企業が増えているように感じます。10年以上前に大型M&A案件として注目を浴びた第一三共によるランバクシー社の買収やNTTドコモによるタタテレサービシーズ…
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南インドとスリランカで会計事務所を経営しています。 現在、インド法人では南インドに日本人3名、インド人13名が常駐していますが、 急成長が見込まれる「インドのシリコンバレー」バンガロールで日本人幹部候補生を追加募集します。 インド発ITスタ…
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もうすぐ2018年4月も終わりを迎えようとしている。私もいつの間にかインド在住6年目を終えようとしていて少しビックリ。2012年にインドに移住してからの時間は、日本で過ごす時間と比べて3倍以上濃密に感じ、そして、3年周期で人生のステージが変…
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日系企業の不祥事が相次いでいます。東芝やオリンパスの粉飾決算が記憶に新しい方も多いと思いますが、インドでも日系企業の海外子会社管理について考えさせられるニュース報道が続いています。例えば、2015年にリコーのインド子会社での不正会計処理が…
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2017年12月15日で起業から3年が経ちました。 これまでは南インドのチェンナイを中心に事業展開してきましたが、 事業拡大につき、これからはバンガロールとハイデラバードを含む南インド3州と、 そして、地の利を生かしてこれから中長期的な成長…
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インドで5年間生きてみた。 まさかインドで起業するとは思ってもみなかった。 こんなモノ好きな日本人にはいろんな人が質問してくれる。 「インドどうなの?」 「暑いし、汚いし、停電するし、インド人みんなカレー食べてるで。」 「大変じゃない?」 …
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2012年8月にインドに渡印して以来、5年が経ちました。こんなに濃厚な5年間はいままでの人生で間違いなく初めて。出会いも別れも経験し、悲しいこともつらいこともたくさんありましたが、それでもこうやって元気に健康に日々頑張ってこれたのは、今まで…
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「光り輝く島」という意味のスリランカ。インドのすぐ南東に位置するスリランカは、私が住んでいる南インド・チェンナイからだと片道1時間半です。東南アジアやアフリカ、ヨーロッパ諸国に近い地理的優位性と、豊富な観光資源、そして、何よりも生活環境の良…
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(↑↑↑ジャイプール郊外にあるアンベール城↑↑↑) インドに進出している日系企業にとって、インド現地法人が得た利益をいかに日本の親会社(=株主)に還元するか、つまり、インドから日本への資金還流方法について頭を悩ます日系企業が増えています。…
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日系企業がインドに進出した当初の検討事項として、前回の雇用環境の実務や最低限理解しておくべき人事労務関連法規についてご紹介いたしましたが、今回はそれに加えてインド人の給与計算の実務や日系企業が気を付けるべき個人所得税の課税関係についてご紹介…
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日系企業がインドに進出した当初は、出資金を送金したり、第一回取締役会を開催したり、各種税務登録、創業費等の精算などの手続きを随時進めていくことになりますが、最初に十分な検討が必要な事項としてインド人の雇用手続きや人事労務に関する管理方法が挙…
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もう2月も中旬ですが2017年初めてのブログ更新です。前回の更新からいつの間にか5ヶ月も経っちゃいました。何事も継続するのは難しいですね。今年で36歳になる酉年の私は2017年が年男。昨年の申年(去る年)から一転、今年の酉年(取り年)は大き…
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2012年11月に署名がされて以来、多くの日系企業が待ち望んだ日・インド社会保障協定の発効ですが、ついに2016年10月1日から発効されることになりました。日本にとっては日・インド社会保障協定が16か国目の協定となり、対象となる社会保障制度…