FRRO 外国人登録をやってみた

インドで銀行口座をつくるために必要な手続きがあります。

FRRO(Foreigner Regional Registration Office)の外国人登録です。

これは１８０日を超えてインドに滞在する外国人が

入国後１４日以内に入国管理局（Bureau of Immigration）

に登録をしなければならないもので

インドで長期滞在する場合に

外国人がいちばん最初に直面する最も難しい手続きのひとつです。

今回のインド滞在は１８０日以内ですが、試しにやってみました。

事前にオンラインで申請内容を登録し、

プリントアウトした申請書と必要書類の提出日のアポを取ります。

必要な書類はこんな感じ

申請書、パスポートコピー、ビザコピー、写真、居住所確認書類、労働契約書など

後日、それらの書類を持っていくのですが

登録に来ている外国人の数が多すぎて

（しかも管理局スタッフは無愛想かつ不親切w）

提出するだけで２～３時間待たされる。

ようやく待って提出した後にこれが足りないあれが足りないと

散々に文句をつけられ後日に準備してまた出向く。

そして提出するのにまた２～３時間待つ。

最後には「お前が自分で書いたレターも出せ！」と言われ

全く意味が分からず確認していくと、

自分がなぜインドに来たのかを具体的に説明したレターを書いて提出しろ、と。

「は？合意書やレターを見ればわかるやろ！」

「そもそもそんなものが必要なら最初からそう言え！」

と無駄な抵抗をしてみるもやはり全く効果はなく

腑に落ちないながらも自らサイン済レターを作成して、

「非効率すぎる・・・」

とブツブツ言いながら再び２～３時間待って提出

３日かかってようやくCertificate（外国人登録証明書）を取得することができました。

インドでビジネスをするためには意思決定のスピードが大切だという話をよく聞きますが、

計画的に、効率よく、快適に、などという言葉に

インド人はあまり価値を見出そうとしないようです。

後先を考えず目の前の状況に対してとにかく直球勝負

状況によってはインド方式が功を奏する場合があるのも事実なので、

私たち日本人が学ぶべきところもたくさんありそうですが、

ＶＩＳＡ申請を含めて手続全般の進め方に関しては、

もう少しなんとかならんものかなーと正直思います（苦笑