6月から新しいオフィスを構え
先週は15人以上のインド人の面接を実施しました。
企業が人材を採用する場合、
人材紹介エージェントを利用することが一般的ですが、
それ以外の有効な方法として
インドには Naukri.com というサイトがあります。
ウェブサイトによると、約3,340万人もの職務経歴書が登録してあって、
年収、経験年数、年齢、地域、キーワード、職位、担当業務、勤務企業名などなど
イメージしている人物像に合った設定をもとに自由に候補者を検索できちゃう代物です。
個人のメールアドレスや電話番号までも検索で引っ掛かっちゃうところがすごい。笑
検索結果から、更新が新しい候補者順に並べ替えたり
検索内容により近い候補者順に並べ変えたりもできます。
ちなみに、募集要項をサイトに登録して候補者を紹介してくれるのを待つ
という方法もありますがこれはオススメできません
登録した直後からイメージとかけ離れた候補者の職務経歴書がバンバン送られてきます。
このNaukri.comのサービスは
100人分の職務経歴書をダウンロードでき
かつ、1ポジションの募集要項を登録することできて1か月6,000ルピーです。
まずは書類選考、そして、すぐに電話で簡単なインタビュー
英語での最低限必要なコミュニケーション能力はここで判断します。
その後、アポを取って、実際に会って面接をしていくわけですが、
今回面接をして一番難しいな、と感じたのは
知識・経験があり、かつ、素直で実直な人物を見抜くこと
特に(実がともなっていなくても)自己主張をすることが当たり前の社会で育ったインド人の
素直さ、実直さ、を見抜くことは本当に難しい
いろいろな質問をして、時には論理的に追い詰めていってその反応を見ることも必要かもしれません。
まだまだ採用活動は始まったばかりですが、
時間をかけて思い悩んだ末に、自分が納得して採用したインド人と
仕事に対する価値観を共有しながら一緒に仕事をする毎日を想像すると本当にワクワクします。
(引っ越したばかりの新しいオフィス↓)
3 comments
こんばんは。
TANAKAさんは会社を経営されてたのですか(イマイチよく理解していませんでした)。
以前のエントリーで同僚?のインドの人が結婚するのに合わせて有名企業に転職するんだ、と退職していく話がありましたよね。インド人の仕事に対する考えが日本人とずいぶん異なる感じがして、興味深く読ませてもらったのを思い出しました。
仕事ってみんな生活がかかっているので、我を張らないといけないでしょうし、一方で一緒に働くわけだから折り合いも必要なんでしょうね。なんとなくTANAKAさんが悶絶しながら仕事をする様子が目に浮かびました。
Michiさん、コメントありがとうございます。経営はしていないですよ。単なるサラリーマンです。ただ、チェンナイには日本人が私ひとりしかいないので、基本的には私が現場のマネージメントをリードしてやっている状態です。”悶絶”って言葉にちょっと笑ってしまいました。そうですね。確かに悶絶しているときもあるかもしれません。笑
こんばんは。
>>経営はしていないですよ。単なるサラリーマンです。
あらら、そうでしたか。失礼しました。新しいオフィスを構えて採用活動、というので経営者だったのかと勘違いしました。
以前、インドのBOPビジネスに飛び込んで苦労されている日本人の方の話がありましたよね?自分などには到底想像もつかない世界なので素朴に感心してしまいます。日本人がインドのような国でお金儲けをするというのは本当に大変なのでしょうね。
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