インド・デリーのおすすめマーケット3選!インドのローカルを楽しもう!

by 中谷秋絵 | Akie Nakatani

今回は、過去デリーに住んでいた私が、デリーおすすめのマーケットを紹介します。

中谷秋絵さん
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私がマーケットをすすめる理由は、インド庶民の生活をリアルに感じられるからです!
ごうぞう
ごうぞう
地元の人がどんなお買い物をするか、マーケットだと垣間見れるぞう!

デリーはどんどん経済発展し、大きなショッピングモールが次々に誕生しています。もちろんショッピングモールはきれいで、エアコンも効いているし、快適です。

中谷秋絵さん
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しかし、インドの生活に少し慣れてきたら、ぜひローカルなマーケットにも足を伸ばしてほしいと思います。

マーケットでは、活気溢れる元気なインドを感じられます。今回は、デリーでおすすめのマーケットを3つ紹介します。

 

 

1、INAマーケット

デリー南部に位置し、メトロ「Dilli Haat – INA」駅からすぐ近くにあるのがINAマーケットです。野菜や肉、魚、スパイス、服、日用品など、なんでも揃うデリー庶民の台所。インドのローカル感を味わえる場所です。

狭いエリアにお店が密集しています。

ナッツやクッキーなどのお店。天井までぎっしり商品が詰め込まれています。

ローカルフードのお店も。

野菜は鮮度が良く、日本人もよく利用しているようで、日本語を話す店員さんがいる八百屋もあるほどです。

私は野菜を買いによくINAマーケットに行っていました。生活必需品がまかなえるだけではなく、インド人の日常の雰囲気を味わえるのも楽しいですよ。

ごうぞう
ごうぞう
インドローカルがが見れるけど、以下のポイントが苦手な方は要注意だぞう
  • マーケットでは、ヤギやニワトリをその場でさばいています。皮をはいだヤギがぶら下がっているお店もあるため、そういったものが苦手な人はご注意ください。
  • また、床が水で濡れている箇所が多く、すべったり、洋服に跳ねたりする場合もあるので注意が必要です。

 

 

2、ラジパト・ナガール(Lajpat Nagar)

デリー南部、メトロ「Lajpat Nagar」駅から歩いて行ける場所にある広大なマーケットです。屋根のあるINAマーケットとは異なり、広いエリアにたくさんの路面店や屋台が密集しています。

ラジパト・ナガールは服屋さんやアクセサリー、靴などの服飾品が多い印象。

人の背丈より高く、布が積まれています。

私はこのラジパト・ナガール・マーケットが大好きでした。目的はなんと言っても、ローカルフード!ラジパト・ナガールは、多くの屋台で賑わっているので少しご紹介しますね。

 

モモ(チベットやネパールの餃子)

ここは人気があるのか、いつ行っても人がたくさんいました。

皮はもちもち、辛いソースをつけて食べるのがたまりません!

 

プーリー

プーリー(チャパティを揚げたもの)は北インドでは手軽に食べられる軽食でもあり、朝食の定番でもあります。左のおじさんがひたすらプーリーを揚げていました。

こんな大きい鍋で作っているから、それだけ人が来るということでしょう。ここもたくさんの人で賑わっていました。

 

ゴルガッパ(パニプリ)

デリーでは「ゴルガッパ」という名称の方が多かったように思います。インド人に聞いたところ、「北はゴルガッパで、南ではパニプリと言う」そうです。

さくさくのプリの中に、スパイスで味付けしたじゃがいもやひよこ豆を入れて、酸味のあるタマリンドスープをすくって食べます。小さなお皿を渡されて、わんこそばのように1個ずつ食べるものです。

 

さつまいも

こちらは冬にだけ登場するおやつ。さつまいもにスパイスと塩、ライムで味付けしてあります。

さつまいもがスパイスと塩だけでこんなにもおいしくなるのか!と、インド人のスパイス使いに感動した一品です。冬にデリーにいる場合は、ぜひ食べてほしい!

 

フレッシュジュース

ラジパト・ナガールには、このようなフレッシュジュース屋さんも何軒かあります。暑いときに、搾りたて100%ジュースを飲むと疲れが吹っ飛びました。

値段も約20~100ルピー(約30~170円)と、とってもリーズナブル。日本のフレッシュジュースは高いので、私はインド滞在中のご褒美として楽しんでいました。

 

アフガニスタン料理

ラジパト・ナガールにはアフガニスタン料理のお店もあります。アフガニスタン料理はまったく辛くなく、やさしい味だったので、日本人の口にも合うのではないでしょうか。デリーで少し違うものを食べてみたい方は、ぜひトライしてみてください。

アフガニスタンのパンを売っている人もいました。

ショッピングからローカルフードまで、様々な楽しみがあるラジパト・ナガール。ぜひ遊びに行ってみてください。

ごうぞう
ごうぞう
屋台のものを食べる際は、みんなの判断でお願いだぞう!

 

 

3、Daskar(Nature Bazaar)

こちらはローカルマーケットではなく、NGO「Daskar」が運営しているバザールです。インド各州のクラフト品が集まっており、デリーにいながらインド中の特色ある品を楽しめます。

デリー南部のメトロ「Chhattarpur」駅が最寄りで、入口で入場料30ルピーを払って中に入ります。

入場料を払って入る場所のためか、ローカルマーケットよりも、清潔で静か。安心して、ゆっくりお買い物を楽しめますよ。

カラフルなオーナメント。こちらはラジャスタン州のものかな?

このアートもかわいい!

他にもストールやアクセサリー、バッグ、靴、食品など、インド各州のものが楽しめます。私はここで、ストールやハチミツを買いました。お店の人も各州から来ているので、じっくりお話を聞くのも楽しいですよ。

食事ができるスペースもあるので、休憩しながらじっくり回れます。

ごうぞう
ごうぞう
常設展ではないから、サイトで予定を確認してからお出かけしてぞう!
Daskar(Nature Bazaar)

番外編~小さなマーケット~

今までに挙げたのは大きなマーケットですが、小さなマーケットはそこら中にあります。小さなマーケットに行くだけでも、インドの日常が見られるのでおすすめです。

中谷秋絵さん
中谷秋絵さん
私もデリーに住んでいた頃は、毎週近くのマーケットで買い物をしていました。理由は、近くにスーパーマーケットがなかったことと、野菜はマーケットの方が新鮮だったからです。

いつも通っていた八百屋さん。

デリーでは、まだまだ計りで重さを計って金額を出すのが一般的でした。(2015年当時)

個人的に、私はインドの野菜の積み方が芸術的だなぁと思います。買い物をしなくても、小さなマーケットをぶらぶらして、美しく積み上がった野菜や果物を見るだけで楽しめるかも。

マンゴーのシーズンは、たくさんの種類が積まれていました。

注意点

  • マーケットに行く際は、スリに注意しましょう。私は常にチャックがついたバッグで出かけていましたが、2回ほどチャックを開けられたことがあります。(幸い、チャックを開けられただけで、未遂に終わりましたが。)チャックがなかったら、スッと手を入れて財布を取られていたかもしれないので、チャックがあるだけで時間稼ぎにはなると思います。

今回は、デリーのマーケットを紹介しました!インドの生活に慣れてきて、ちょっと新しいところに出かけたくなったら、ぜひマーケットに出かけてみませんか?

中谷秋絵さん
中谷秋絵さん
インド庶民の生活を垣間見ることのできるマーケット散策、おすすめです!




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