【知ってたらインド通!】インド各地の地名の由来について学ぼう

by Koma

地名の付け方にはさまざまな由来があります。

人の名前からつけられたもの、地形や土地の特徴からつけられたもの、演技のよい言葉からつけられたものなどなど…その由来もさまざまです。

Komaさん
Komaさん
今回はインドの地名の意味についてご紹介します。
ごうぞう
ごうぞう
みんなで学ぶぞう!

 

 

国名の由来

インドという名前は、インダス川の古名から「シンド(Shindhu)」と呼ばれ、ペルシャ人は「ヒンズー」と呼びました。

その後、16世紀初頭にペルシャに来航したポルトガル人が、「ヒンズー(Hindu)」をポルトガル語に直し、「インド(Indos)」となりました。

ごうぞう
ごうぞう
みんな、知ってたかな、ぞう?

 

 

インドの国旗の由来

インドの国旗は、上からサフラン・白・緑の3色で、中央にはチャクラ(法輪)と呼ばれる仏教のシンボルが書かれています。

Komaさん
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ちなみに、チャクラに描かれている車軸は全部で24本あり、1日(24時間)を表しています。

この国旗はイギリスからの独立運動の中で生まれ、サフラン色は「ヒンドゥー教」、緑色は「イスラム教」の伝統色で、白は両者との和解と平和を表しています。

 

 

よく聞く地名の由来

ここからは、デリーやベンガルール、チェンナイなど、インドの大都市の地名について、それぞれの名がつけられた経緯や意味をご紹介します。

※地名は長い歴史の中で語り継がれてきたものであっても、記録がなく信憑性が低いものも多いです。今回紹介する由来もあくまで伝承の中で信じられてきたものになりますので、それらも踏まえて読んでみてください。

ごうぞう
ごうぞう
知ってたら、インド通ぞう!

 

 

デリー(Delhi)

インドの首都である「デリー」。

こちらの由来は明確にはなっておらず、いくつかの説や由来が伝えられています。

  • かつてこの地を治めた「ディルー(Dhilu)」の名前が変化した
  • イスラム王朝がインドを統治する際に入り口を意味するヒンディー語「ディアリ(Dehali)」で呼んだ
Komaさん
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また、ヒンディー語でデリーは「दिल्ली(発音:ディッリー)」と発音するため、現在のデリー(Delhi)として定着したのは「イギリス人が発音しやすいように綴った」ためとされています。

 

 

グルグラム(Gurugram)

首都デリーを南西に約30kmの位置にある経済都市「グルグラム」。

  • グルグラムはサンスクリット語で「先生」を意味する「Guru」と「村」を意味する「Gram」という2つの言葉からなる言葉です。

ここでいう先生(Guru)は、インドの叙事詩である「マハーバーラタ」に登場する「グル・ドロナ・チャリヤ」のことを指しています。

Komaさん
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グルグラムは「グルガオン(Gurgaon)」と呼ばれていた時期もありましたが、これは「Gram」の部分が口語で村を意味する「ガオン(gaon)」に置き換えられたことからきているそうです。

※歴史を尊重し、2016年にグルグラム(Gurugram)へと改称されました

 

 

ムンバイ(Mumbai)

ボリウッド映画産業の中心地である「ムンバイ」。

  • ムンバイはこの土地の先住民であるコリ族の守護女神「ムンバウディ」の名前である「Mumba」と、マラーティー語で「母」を意味する「ai」からきています。

 

 

チェンナイ(Chennai)

タミル・ナードゥ州の州都であり、南インドの玄関口とも言われる「チェンナイ」。

  • チェンナイは、元々「チェンナッパッタナム(Chennapattanam)」と呼ばれていました。
  • これは、この土地の領主であるナーヤカ氏が、実父の名前の一部である「チェンナッパ(Chennapa)」と、タミル語で街を意味する「Pattnam(パッタナム)」を合わせて名付けたそうです。

 

 

アーメダバード(Ahmedabad)

農業や綿織物業が盛んな都市「アーメダバード」。

  • アーメダバードは、王様の名前である「アフマド」と、~の街・都市という意味のペルシャ語の地名接尾辞「アーバード(-abad)」からなる言葉です。
Komaさん
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この名前は、15世紀にこの地を統治した「アフマド・シャー1世」が名付けたとされています。

 

 

コルカタ(Kolkata)

人口1,000万人を超えるインド東部にある都市の1つ「コルカタ」。

市域の人口密度で比較すると、インドの首都デリーや、インド最大都市ムンバイよりも上の巨大都市です。

コルカタの由来は、他の都市と比べて、多くの説や由来が伝えられています。

  • その中でももっとも広く知られているのは、ヒンドゥー教の女神「カーリー(Khali)」に由来するというものです。
  • サンスクリット語でカーリーの地域を意味する「カーリークシェトラ(Kalikshetra)」が、ベンガル語の発音に変化したと言われています。

 

 

ベンガルール(Bengaluru)

インド南部に位置するIT都市「ベンガルール」。

  • この地は「煮る」という意味の「ベンダ(Benda)」、「豆」という意味の「カール(Kalu)」、「街」という意味の「オール(Ooru)」から「茹で豆の街」というのが由来とされています。
  • 11世紀にこの地を治めていた「バッバーラ2世」が森の中で出会った方から「茹でた豆」のおもてなしを受け、これに感謝し、森の一角を「ベンダカールオール」と名付けました。
  • これが時代を経ていく中で少しずつ変化し、ベンガルールと呼ばれるようになったそうです。

※ベンガルールを英語化した「バンガロール(Bangalore)」とも呼ばれていましたが、2014年に正式に「ベンガルール」への改名が正式に認可されました

 

 

改称された地名

Komaさん
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日本にはあまり見られない特徴で、インドの地名には「改称」というものが行われることがあります。

これはイギリスの統治の中で、イギリスやポルトガルなどの諸外国が呼びやすい名前に改称されたという過去があり、こうして名付けられた地名から、多くの州や都市が現地の言葉に近い発音に改称したためです。




 

 

ボンベイ→ムンバイ(1995年)

Komaさん
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ボンベイは「いい湾」を意味するポルトガル語「Bom baim」に由来しています。

その後、イギリスが統治を始めると、この名前が英語化されて「Bombay」となりました。

1995年に正式に、ボンベイからマラーティー語での名称「ムンバイ(Mumbai)」に改称されました。

ごうぞう
ごうぞう
色んな歴史が重なって、今の名前になっているぞう

 

 

マドラス→チェンナイ(1996年)

Komaさん
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「マドラス」は、ポルトガル語で「母」、サンスクリット語で「神様の名前」、アラビア語で「学校」などを意味する単語で、これらが由来とされています。

チェンナイと呼ばれるようになった起源は上で紹介した通り「チェンナッパッタナム(Chennapattanam)」と呼ばれていたことからきていますが、実はその前にこの地域は「マドラサパッタナム」と呼ばれていたそうです。

その後、イギリス人が「チェンナッパッタナム」よりも「マドラサパッタナム」の方を好んで呼ぶようになり、略称の「マドラス」が一般的に使われるようになりました。

1996年に正式に、マドラスからチェンナイ(Chennai)に改称されました。

ごうぞう
ごうぞう
ごうぞうの出身地のチェンナイの歴史、みんな覚えてぞう!

 

 

地名につけられることの多い自然地形

インドに限らずですが、地名にはその土地の特徴から名付けられたものが多くあります。

Komaさん
Komaさん
もし自分があまり馴染みのない地域・土地であっても、その土地にどんな特徴があるのか、どんな場所なのかなどの想像もできるようになるので、ぜひ覚えてみてください。
接尾辞 意味 都市の例
-gram サンスクリット語で「村」 Gurugram / Sevagram
-nagar サンスクリット語で「街・都市」 Srinagar
-pur / -pura / -puri / -puram サンスクリット語で「街・城塞」 Jaipur / Ramanathapuram
-garh ヒンディー語で「砦」 Chandigarh / Rajgarh
-abad ペルシャ語で「街・都市」 Ahmedabad / Hyderabad
ごうぞう
ごうぞう
サンスクリット語やヒンディー語、ペルシャ語からの由来ぞう

 

 

まとめ

インドの地名の意味についてご紹介しました。

わたしも今回この記事を執筆するにあたって、改めてインドの長い歴史や人々の想いを知ることができました。

Komaさん
Komaさん
インド各地に行く際にはなんとなく訪問するのではなく、地名にも注目しながら旅をしてみてはいかがでしょうか?




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