インドの交通事情

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世界中に旋風を巻き起こすUber社とは?

すでにご存知の方も多いとは思いますが、

世界中のタクシー業界に新たな旋風を

巻き起こしている米国企業があります。

2009年にサンフランシスコで創立された“Uber”社です。

ゴールドマン・サックスやグーグルの投資会社等が出資しており、

現在、45ヶ国150都市以上で事業展開しています。

日本では東京都心で既存タクシー会社の空車を利用したサービス展開を行っていて、

インドでもすでにチェンナイを含む主要都市においてサービスの利用が可能です。

まずは、インド国内のケースをもとに具体的なサービス内容を簡単にご紹介しておきます。

 

Ubar 1

Uberはタクシーの乗降車をより安心で快適にしたサービスで、

ダウンロードした専用アプリを使うことによって以下のことを可能にしています。

1、マップ上で乗降車位置を事前に指定

2、GPS機能を使って最も近くにいる車を自動配車(到着すると通知もあり)

3、運転手の顔写真、利用者評価、車両番号、車種等を事前に確認

4、専用アプリに登録した決済情報により自動的に支払完了

5、領収書は自動的にメールで配信

 

ちなみに、インドではUber社が手数料として

利用料金の20%を得る仕組みとなっているようですが、

Uber社のビジネスモデルは各国の法規制によって様々のようです。

(例えば、日本ではタクシー事業ではなく、「第2種旅行業者(仲介業者)」として事業展開しているようです。)

 

なお、日本のタクシー業界はサービスの質と価格をある程度均一にすることを目的に

国土交通省がタクシーの台数規制と料金規制を強いていますが、

東京に進出しているUbar社は、

従来の日本のタクシーサービスの質に変化を与えることになるため、

タクシー業界に新たな風を送り込むことになりそうです。

しかしながら、利用者にとっては便利である一方で、

世界各国のタクシー業界からは大きな反発もあるようで

実際、フランスやイタリアではUber社の参入に対して反対も多くあり、

タクシー組合による大規模な集団デモも起きているとのこと。

 

Ubar Black

(Source:Uber社のホームページより抜粋)

 

私が住んでいるチェンナイでは、日本のような ”流し” のタクシーはなく

基本的にコールセンターに電話をして、場所を説明し、30分から1時間程度待って、

乗車後はドライバーに行き先を説明し、降車時には現金で支払わなければならないので、

このUber社のサービスは大変便利で、少しずつ利用者が増えているようです。

 

今のところチェンナイではタクシー業界からの反発の声は聞こえてきませんが、

一方で、この度2014年8月に発表されたRBI(インド準備銀行)の通達により

Uber社のインドにおける事業展開の障壁になる可能性があります。

次回はそのあたりのRBI発表の通達についてご紹介したいと思います。

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成長するインド中古車市場と輸入規制

インド自動車工業会(SIAM)の発表によると

2013年12月の新車販売台数は前年同月比で約13%減少

13か月連続で前年同月比での減少が続いています。

一方で、インドの中古車市場は成長を続けているようです。

インド大手調査会社RNCOSのレポートによると

中古車の年間販売台数は年率約22%で成長しており、

2014年中には390万台に達すると予測しています。

正確な数値は公表されていませんが、

インドの新車販売台数を超えているとも言われており

その差が今後はさらに広がっていくことが予想されます。

 

元来インドでは、中古車の販売は友人や親戚

個人経営の小規模ディーラー等を通じて販売される個人間の取引が主流だったようですが、

マルチ・スズキの“Maruti True Value”やトヨタ自動車の“Toyota U Trust”

タタ自動車の“Tata Motors Assured”など

大手自動車メーカーが中古車サービス部門を立ち上げ、

インドの中古車市場の拡大を後押ししています。

また、“Car Trade”や“Auto Exchange”のような

オンライン上で売り手と買い手を繋げることを目的に

中古車販売仲介を行うウェブサイトを運営する企業も出てきています。

また、インドの中古車市場が成長している背景として、

自動車を買い替える期間が以前と比べて短くなってきていることもあるようです。

あるメディアによると平均約5年であった個人の自動車保有期間が

中間所得層や富裕層の拡大とともに現在は平均約3年にまで短縮されてきているとのこと

 

さて、中古車市場はインドのみならずアジア諸国を中心に拡大しつつありますが、

日本から中古車を輸出する場合には、各国の輸入規制に大きな影響を受けます。

ジェトロ(日本貿易振興機構)のホームページによると

例えば、タイでは国内産業保護や環境汚染抑制の観点から

一定の条件を満たす輸入許認可の取得が必要だそうです。

中国やベトナムでは左ハンドルの中古車のみ輸入可能ですが、

大規模な商業目的での輸入は現実的に難しそう。

インドネシアではそもそも中古車の輸入が認められておらず輸出不可能なんだそうです。

そして、インドでも下記のような輸入規制を受けます。

  • 輸入後2年間は販売禁止
  • 輸入する中古車は製造後3年以内であること
  • 輸入車は右ハンドルであること
  • 輸入可能台数は最大3台まで(個人の場合は1台のみ)などなど

 

また、原則160%の輸入関税に加えて煩雑な輸入手続をクリアする必要があります。

中古車ビジネスを目的にインド国外から中古車を輸入するのは現実的に難しそうですが、

一方で、インド国内における中古車ビジネスは

今後ますます盛り上がっていくことは間違いなさそうです。

 

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チェンナイの街ゆく車と人々 パート(1)

チェンナイ市内は現在実施されている地下鉄の工事の影響もあって

慢性的な交通渋滞に悩まされています。

日本であれば5分で着くような距離が、

チェンナイでは30分以上かかってしまうことも珍しくありません。

また、例えば2車線しかない道路に

車が3列横並びになって、

さらにその隙間にバイクが入り込むように走っています。

 

今日はそんなチェンナイの道路を走っている自動車について

いくつか写真をご紹介したいと思います。

まず基本中の基本はこれ

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左のサイドミラーが最初からないんです。

あっても使わずに折りたたんでいる車が多い。

お互いかなり接近して走るので接触してサイドミラーが壊れてしまうんですね。

まー使わなければ結局意味ないんですが。笑

 

そしてもう一つの基本はこれ

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オート(ミニタクシー)やバイクの運転手はかなりの確率でハダシです。

街中をハダシで歩いている人もたくさんいます。

ただ、あまりに接近して走っているので足を車に引かれやしないだろうかと時々冷や冷やします。

 

あと、こないだビックリしたのはこれ

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タクシーの前を走る人力車のおっさんの足が動いてないなーと思ったら

親切にもその脇を走るバイクの兄ちゃんが右足で押してあげていました。笑

優しさのレベルが違います。

 

そして、こないだ笑ったのはこれ

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街を歩いていたら

バイクに乗ってひとりで大きな鉄の箱を運んでいる人を発見。

と思ったら、後ろにもうひとり兄ちゃん乗っていました。笑

鉄の箱を頭からかぶって、

何も見えない孤独な世界の中で

ただひたすらに座り続ける。

 

あとこんな人もいました。

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遠くの方で何やら白いデカい物体が浮かんでいる

そう思って近づいてみると人がペットボトルを運んでいるだけでした。

ペットボトル500個ぐらい入ってるんじゃないかな。笑

 

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ディーゼル車に見るインド自動車市場の今

ディーゼル車に対してみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?

環境に悪い車なんじゃないの?

大型トラックとか?

エンジン音がうるさいやつ?ひと昔前の古い車?

お恥ずかしながら私はよく分かっていないのですが、

日本ではあまり多くは走っていないようですね。

でも、実は今インドではディーゼル車がブームになっています。

完成車メーカーでインド国内トップシェアを誇る

マルチ・スズキのAnnual Report(年次報告書)によると

2012年度はインド国内のガソリン車販売台数が前年度比13.7%減であるのに対して、

ディーゼル車は前年度比37.4%も増えています。

また、インド国内完成車メーカー最大手であるタタ・モーターズは

売上高の約8割をディーゼル車が占めているようです。

インド国内でディーゼル車がブームになっている一番の理由が

インド人にとってのガソリン代負担の大きさにあります。

チェンナイ市内のガソリンスタンドで確認したところ、

本日時点でガソリン代は1リットル当たり72ルピー(約110円)

つまり、日本のガソリン代と比べてそれほど大きくは変わりません。

インドの所得水準は日本の約10分の1だと言われる点を考慮すると、

日本人がガソリン1リットル当たり約1,100円を払うのと同様の負担感があることになります。

それに対してディーゼル車の燃料である軽油は43ルピー(約65円)ですから

ディーゼル車が売れているのも納得です。

 

もうひとつインド自動車市場に見られる特徴があります。

それは小型車(A2クラス:車長が3.4~4.0m)が

シェア全体の約64%を占めているという点です。(参考:SIAM(インド自動車工業会))

理由は次の3つが考えられます。

 

(1)手ごろな車両価格

二輪車は約3万ルピー(約4万5千円)/台

A2クラスの車両価格は40~50万ルピー(約60~75万円)/台

それに対してA3クラスになると80万ルピー(約120万円)超/台です。

現在のインド所得水準を考慮すると、

A3クラスの車を買えるのはほんのひと握りだと思われます

 

(2)燃費の良さ

A2クラスの燃費が約15キロ/リットル

それに対してA3クラスになると約8キロ/リットルです。

ガソリン代の高騰が影響して、

ディーゼル車の人気と同時に、

燃費のいい小型のガソリン車が売れているようです。

 

(3)渋滞環境や駐車場スペースに向くサイズ感

慢性的に続いている渋滞

そして駐車スペースなどを考慮した小回りのきくサイズ感も小型車が人気の理由です。

 

2011年にトヨタは初めて小型車「Etios(エティオス)」を、

同年、ホンダも小型車「BRIO(ブリオ)」をインドで販売開始しました。

日本ではハイブリッド車や電気自動車が注目されているようですが、

ディーゼル車や小型車がシェアの多くを占めるインドの自動車市場は

今後どうなっていくのか。

ちなみに、

2009年に中国が米国を抜いて自動車販売台数世界1位(1,350万台)になったとき、

インドではまだ248万台だったそうです。

それが2011年時点で約329万台になりました。

インドの人口規模と今後の中間所得層の増加を考えれば、

今後まだまだ伸びていくことは想像に難くありません。

それにしても、チェンナイ市内ではすでに現時点で大渋滞であることを考えると

今後さらに車の数が増えていくなんて恐ろしいですね(笑

タミル・ナードゥ州政府さん

道路をもっと作らないと車が走れなくなっちゃいますよー!

 

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インドの「保険」と「リスク」の現実

6月のチェンナイ日本商工会の定例会で

とてもタメになる話を聞くことできました。

備忘録のためにもまとめておきたいと思います。

これは、三井住友海上の駐在員の方から聞いた

インドの保険とリスク管理のお話です。

 

まずは火災リスクについて

最近、在チェンナイ日系企業の間でも

倉庫が火災被害に合うという事態が発生しているようですが、

主な火災の原因は、工場にある機械等の充電時の漏電、

倉庫や工場内での喫煙、そして、放火、なんだそうです。

特に“放火”は日本の企業火災原因においてもトップ3に入っているとのこと。

そして、火災が発生してしまった時は、すぐに緊急通報「101」で消防署へ

ただ、チェンナイには消防署が33か所しかないらしく、

消防車1台当たりのカバー領域が、大阪と比較すると10倍以上もあり、

通報しても消防車はなかなかやってこず、結果的に、ほぼ全焼してしまうのだそうです。

そして、インドの保険は原則「直接損」のみの賠償で、

「間接損」への賠償が適用されないので被害額も大きくなってしまいます。

恐ろしいですね。普段から火災を防ぐための対策を実施しておきましょう。

 

余談になりますが、原則「間接損」への賠償がないインドでは、

ノック・フォー・ノック協定(Knock for Knock Agreement)が保険会社間で締結されていて、

物損事故では、お互いの修理代はお互いが持ち分かれして負担する、というのが基本のようです。

つまり、自分に過失が無くても、車をぶつけられたら自分で修理しなければなりません。

事故が起こった際にどちらに非があるか、

その過失割合が30:70だ、いや、10:90だ、などといった議論も含めて

事故処理に要する費用・労力・時間のロスを軽減するためにできた協定のようです。

 

さて、続いては自動車リスクについて

インドの自動車事情は明らかに日本と違います。

スピードを出しても車間距離を取らず、逆走も当たり前、

大型資材やがれきを山のように積んだトラックがたくさん走っています。

そして、インドの車検はなんと15年間有効

日本では初回3年(初回以降は2年ごと)が通常ですからこの差には驚きます。

さらに驚かされるのは、

たとえ、死亡事故を起こしたとしても、

たったの5,000~10,000ルピー(約8,000円~16,000円)の罰金

ケガの事故で2,000ルピー(約3,200円)の罰金で済んでしまい、

対人・対物賠償は各自の保険でカバーされてしまう、という現状

そして、事故を起こしてしまった時は、状況に応じて、

すぐに緊急通報「103」で交通警察を

「108」で救急車を(アポロ病院専属救急車は1066番)

ただ、救急車はタミル・ナードゥ州全土でも645台しかないらしく、

緊急通報しても救急車はなかなかやってこないのだとか。

とにかくまずは、運転手にあまりスピードを出し過ぎないよう、

そして、ある程度、常に車間距離を取るよう指導していくことが大切だと思います。

自分の身は自分で守りましょう。

 

(インド人も山のように積まれてます。気をつけてね。↓)

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インドのタクシー料金体系とは?

インドに来た当初はオート(ミニタクシー)ばかりを利用していましたが、

最近、市内の移動はもっぱらバスやシェアオート(ミニバス)

それでも、さすがに遠出をするときはタクシーを使います。

今日はタクシーの利用上、気をつけなければならない点についてまとめてみたいと思います。

 

1、  基本的に予約制

チェンナイ(おそらく基本的にインド)では日本のように街を走っているタクシーをつかまえる、という習慣がありません。

一般的なのはタクシー会社に電話をし、

どこに何時に迎えに来てほしいか、

どこへ行く予定か、そして、車種は何がいいかを伝えます。

すると自分の携帯に担当ドライバーの携帯電話番号がSMSで知らされるので、

後はドライバーと直接連絡を取って遅れてこないようにフォローします(笑

なお、これまで利用した感覚では、

予約は出発時間の1時間前ぐらいまでを目安に考えておく必要があります。

また、オンラインでも予約はできますが、

英語ができるドライバーをつけてもらうようお願いできるので電話の方がベターです。

 

2、  料金体系が日本とは全然違う

チェンナイでタクシーを利用してみて、

日本と決定的に違うと感じたのは

「ドライバーを待たせる」のが当たり前という利用方法です。

その待ち時間が料金プランに当たり前のように含まれています。

インドのタクシーの料金体系の特徴は大きく2種類のプランがあります。

ひとつ目が日本と同じような料金メーターのプランです。

例えば、最初の4キロまで100ルピー

4キロ以降は1キロにつき13ルピーが加算され、

そして、ドライバーの待ち時間(waiting charge)は5分につき6ルピー、という感じ

もうひとつがパッケージプランです。

具体的には3時間で500ルピー、4時間で600ルピー、

6時間で850ルピーといった感じなのですが

ここで気をつけなければいけないのは、

このパッケージプランは時間制でありながら、

パッケージに含まれている最大走行距離が設定されている点にあります。

例えば、あるタクシー会社の「3時間で500ルピー」のプランでは、

最大走行距離が30キロに設定されています。

3時間の範囲内であっても

走行距離が30キロを超えると、

1キロにつき13ルピーが超過料金として加算される仕組みです。

つまり、3時間走り続けていては当然に30キロを超えてしまうので、

パッケージプランにはドライバーの待ち時間がある程度含まれているんです。

利用時間、走行距離を考慮して、どちらが得になるかを判断する必要があります。

 

3、  運転手とのコミュニケーションに難あり

チェンナイの公用語はタミル語なので、

英語が話せないドライバーも多くいます。

予約時に英語が話せるドライバーにしてほしいというリクエストを出すことによって

ある程度は回避できますが、やはり確実ではありません。

行き先の住所や目印となる建物など、

行き先の伝わりやすい情報を地名の正しい発音を含めて事前に準備する必要があります。

 

ちなみに、チェンナイを走っているタクシー大手は

Fast Track(ファーストトラック)とHello Taxi(ハロータクシー)の2社です。

街中を見ると走っているタクシーはほとんどがこの2社ですが、

ここ数か月で少しずつ増えてきているのが

カタールから進出してきたMillion Dots Taxi(ミリオンドッツタクシー)

このMillion Dots Taxiは他社よりもほんの少し料金が高めですが、

トヨタ車のみを利用

黒を基調とした革張り風仕上げの車内

パリっとした制服と制帽を着用したドライバーなど

見た目および乗り心地という点で相当の利用価値があります。

 

また、デリー、ムンバイ、バンガロールでは

『Oracabs』(http://www.olacabs.com/)というオンラインタクシー予約サイトがあるようで、

携帯電話のGPS機能を利用した簡単な予約ができ、

時間厳守、完全メーター制、そしてメールに添付して領収書を送付してくれる、

というサービスがあるようで、

チェンナイにも早く来てくれないかなーと楽しみにしています。

 

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チェンナイメトロがついに一部開通!

本日、2015年6月29日付で

ついにチェンナイメトロの一部が開通しました!

このプロジェクトが承認された2009年からもう6年

私がチェンナイに来た2012年からもう3年

「本当に完成するのか?」

「どうせまた延期されるんじゃないの?」

「どうせあと5年ぐらいかかるんじゃないの?」

などと言われていつの間にか大した関心もなくなり

一日も早い完成なんて期待さえもされず(?)にいたメトロだけあって

一部とはいえ今日という日を迎えることができたことに少し感慨深いものがあります。

ミーハーみたいでちょっとあれですが、

開通記念日に早速乗ってきましたので写真と一緒に少しご紹介したいと思います。

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まずはプリペイドカード(もしくは乗車チケット)をカウンターで購入。

デポジット50ルピーと合わせて好きな金額をプリペイドカードとして購入できます。

お決まりのセキュリティチェックを受け、自動改札を通り、エスカレータでホームまで

身障者にも優しいエレベーターや車いす用のスペースなどもちゃんとありました。

本日開通したのは全42駅のうち7駅のみ(走行距離は約10キロで乗車賃40ルピー)

開通した始発駅はチェンナイメトロの中心的な駅になるGuindy近くのAlandur駅

終着駅はチェンナイ最大のバスターミナル直結のCMBT駅の次にあるKoyambedu駅

チェンナイメトロが完成した暁には、南インドの玄関口チェンナイ国際空港から、

インド全土へつながるCMBTバスターミナルにつながるだけでなく、

チェンナイ最大のチェンナイセントラル駅を中心とした

Southern Railway社が運営する私鉄電車MRTSへの乗り換えも便利になります。

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(↑社内の様子。生花だらけで完全にお祭りムード。外のお花が飛んでいきそう、笑)

 

エアコンがきいた車内は快適そのもの。

移動中の振動も少なく、英語でのアナウンスと窓からのぞく椰子の木とともに

チェンナイ市内の景色を違った角度から楽しめるのは新鮮でした。

一瞬タイかどこかの東南アジアに来たような錯覚をしてしまうほど

というのは言い過ぎか、笑

ただ、そんなことよりも、何よりも、

まるで完成したばかりの遊園地に遊びに来たかのようにはしゃぐ

老若男女インド人それぞれのキラキラした表情が印象的でした。

そして、恒例のエンドレス写真撮影大会、笑

インド。遅々として進まず。とはよく言われますが

されど時間をかけながら着実に進んでいくのもインド。

私が生まれたころの日本はすで豊かで便利な社会に発展していたからこそ

今まさに成長しようとしているインドという国で生きるという体験は

きっと自分の人生において貴重な財産になるとあらためて強く感じた一日でした。

(↓またまたアンマ登場。無罪判決のおかげでメトロ開通ですよと言わんばかり、笑↓)

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チェンナイタクシー会社のビジネス戦略

インドでは自家用車には白色のナンバープレートが、

商用車には黄色のナンバープレートが付けられています。

この“黄ナンバー”は日本で言うところの

“緑ナンバー”に当たりますが、

一個人が自家用車を勝手に

商用目的で利用することを防ぐ目的があります。

つまり、白ナンバーのタクシーは許可を得ずに営業していることになり

これが、所謂“白タク”に乗るときには注意が必要だと言われる所以です。

 

さて、基本的にインドは流しのタクシーの代わりに

オートリキシャがその役割を果たしているので、

“白タク”に注意しなければならないケースはごく稀かもしれません。

チェンナイのタクシーは、

Call Taxiといってコールセンターに電話をかけて

事前予約を行って迎えに来させるタイプが基本ですが、

迎えにやってきたタクシー運転手が

実はタクシー会社の従業員ではないケースが多々あります。

例えば、Call Taxiのチェンナイ最大手『Fast Track』

これはFast Trackが成功している一因でもあるようですが、

実は、個人向けにコールセンター業務を提供しています。

つまり、“FAST TRACK”と書かれたステッカーや制服の販売も含めて

初期登録費用として25,000ルピー

ロイヤリティとして月額5,000ルピーを支払えば、

コールセンターが得た顧客を紹介してくれるサービスなんだそうです。

自家用車にステッカーを貼ることによって、

Fast Trackのタクシーとしても活用できる仕組みです。

つまり、Fast Trackの一部の運転手は従業員ではなくフリーランスなのですが、

逆に従業員よりもサービスの質が高い傾向にあり、

同時に、最大手の看板を背負っているためにそれなりの安心感もあります。

 

(唯一ひとつしかなかった水たまりにハマって10分ほど動けなくなった運転手。アホすぎる↓)

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私たち日本人にとって、タクシーのサービスの質は

指定時間通りに来ること、運転手の英語力、道路や地名の知識量、

車種のランク、サービス精神の有無等で決まりますが、

コールセンターを通して予約をすると、

毎回そのサービスの質がバラバラで

時間通りに来ない、英語が話せない、道を知らない、

コミュニケーションの取り方が感じ悪い、などのかなり酷いケースが散見されます。

Fast Trackでフリーランスのいい運転手に出会ったときは、

お抱え運転手として直接呼び出せるように関係を築いておくのがベストです。

 

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チェンナイ国際空港は第153位?

チェンナイ国際空港

南インドの玄関口とも言われる重要な空港のはずなんだけど

とてもじゃないけど素敵な空港とは言えない

正直、ボロくて残念な国際空港です(笑)

ACI(Airports Council International)最新の調査によると

サービスの質を評価した国際ランキングで

アジア156空港のうちチェンナイ国際空港はなんと第153位

ちなみに第1位は韓国のインチョン国際空港

第2位はシンガポール国際空港

第3位は北京首都国際空港です。

現在、空港の拡張および新設工事が行われているので

一日も早く完成してほしいものです。

 

ところで、国営の“Air India(エア・インディア)”

民間の“Jet Airways(ジェット・エアウェイズ)”

同じく民間の“King Fisher Airlines(キングフィッシャー・エアライン)”

インドの地場系3大航空会社は今、

大変な状況にあるようです。

今日、キングフィッシャー・エアラインが営業免許停止処分を受けました。

このキングフィッシャー・エアラインは、

2005年から国内線の運航をスタートさせ、

豪華な機内サービスと

美人なキャビンアテンダントで有名だったそうですが、

数年前から経営難が続いていて、

従業員に対する給与未払いが続いた結果

ストライキが起き、今回のような事態に追い込まれました。

各航空会社が苦戦しているひとつの原因は

間違いなくLCCの存在です。

現在インドでは“Spice Jet(スパイス・ジェット)”や”Indigo(インディゴ)”など

10社近くのLCCが運航していて、

価格競争が激化しているとのこと

日本でもLCCの参入が世間を賑わせていますが

インドLCCの“スパイスジェット”もそうですが、

“ソラシドエアー”といい、“ピーチ”といい、

日本LCCの名前もなんか軽~いタッチのものが多いですね(笑

 

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夜の列車に乗りました

初めてチェンナイで列車に乗りました。しかも、夜にです。

チェンナイの街を走る列車には、郊外列車とMRTS(Mass Rapid Transit Systemの略で海岸線に沿って走る高架鉄道)があるそうですが、今回は郊外列車の方に乗りました。

駅の雰囲気は薄暗く、周りはほとんどインド人という状況に圧倒され主人と一緒だったにも関わらず恐いとも感じるほどでした。

ちなみに、周りがほとんどインド人というのは、もちろん今回に限ったことではなくチェンナイにいればいつものことなのですが、街中と違い列車では至近距離でたくさんのインドの方たちに囲まれるので、その環境にまだ慣れておらずソワソワしてしまいます。

駅には、座って歌っているおばあさん、数人で地べたに座りこんで話しこんでいるおばさん達、熟睡しているおじさん、その横で一緒に寝ている犬、とにかく色んな人(犬)がいます。

映画か何かの異世界に迷いこんでしまったような独特な雰囲気にカルチャーショックを受けました。今回はそんな列車乗車体験レポートです。

 

まずは、日本と同じように切符を買いますが窓口でけっこう人が並んでいます。自動販売機は2台ありましたが、使っている人はすごく少数です。ちなみに3駅で一人、5ルピー(約7.5円)でした。

ホームまで行っても薄暗く、線路には大量のゴミが捨てられていることに驚きを隠せませんでした(写真では見えにくいかもしれませんが…)。

やってきた電車には(ほぼ10分間隔で運行しているようです)多くの人が乗っていますが、窓にはガラスが入っていませんし、ドアは開きっぱなしです。さらに、出発する時に、特にアナウンスや出発音はないので、さっさと乗らないと置いて行かれてしまいます。

車内では、3駅乗っている間に2組の人たちに話かけられました、笑。

「どこの国から来たのか?」

「学生か?仕事で来たのか?」

「どの駅で降りるのか?」などなど。

チェンナイに来てから知らない人に話かけられることにはもう慣れました、笑。

初めは話かけられる度に、何か騙すために話かけられているのでは?…と疑心暗鬼でいっぱいでしたが、大抵は機嫌よく勝手に話して「じゃあな〜」ってどこかに行ってしまいます。

そういえばインド人も見知らぬ人同士が急に話しはじめたりするのをよく見かけます。きっとこれはチェンナイ流なのだろうと、こんなインド人とのコミュニケーションを今は少し楽しめるようになりました。

(ただ、それと同時にインド人にも色々な方がいると思うので油断大敵!とも思ってもしまいますが…、苦笑)

 

その間にも、遠くの方から話声とともに楽器の音が…。

振り返ってみると白髭のおじいちゃんが見たこともない弦楽器を弾いていました。しかも、近くのインド人にお金を請求し、その請求されたインド人はお金を渡しているという一部始終の光景を目の当たりにし、呆然と見入ってしまいました。

電車が止まるときも駅名等のアナウンスはありませんが、なんとか目的の駅で降りることが出来てほっとしていた所、横を見てみると又この駅も線路はごみだらけ…。

 

今度は昼間の列車に乗ってみようと思います。

チェンナイメトロ路線図を眺めてみる

先日チェンナイの道路をオートで走っていたら

工事中の囲いの中に直径7メートルぐらいはあろうかという

円柱系のドデカい機械を発見

(写真を撮り忘れてしまったのでお見せできなくて残念)

ちなみにその機械メーカーのリンクはこちら

 

どうやら地下鉄用トンネルを掘るための機械のようです。

デリーやムンバイなどではすでにメトロ(地下鉄)が運営されているようですが、

ここチェンナイではメトロ開通に向けて現在工事の真っ最中

 

昨年9月のBusiness Standardの記事によると

人口200万人超のインド国内19都市において

順次メトロ整備プロジェクトをスタートさせていく、とのこと。

日系企業にとってはこういうビジネスチャンスをつかみ取っていきたいところ

チェンナイでは JICA(独立行政法人 国際協力機構)が

円借款としてインド政府との貸付契約を締結していて、

「チェンナイ地下鉄建設事業」として

日本はチェンナイメトロの整備プロジェクトに関わっています。

ただ、このような都市インフラ整備プロジェクトは

当初から官民連携を前提にているケースが多くて、

そのプロジェクトに入り込むために

中央政府や州政府のインフラ整備政策を事前によく理解すること

そして、プロジェクトそれぞれの入札に関する具体的な情報をつかむことが重要です。

そのためには現地のコンサルタントを利用することも必要になってくると思われます。

 

チェンナイメトロがいつ開通するのかは分かりませんが、

全部で32駅できる予定のようです。

この完成予定路線図を眺めていると

メトロが開通する頃にはチェンナイでの生活も随分と変わってくるだろうなとワクワクします。

(Chennai Metro Rail Limitedホームページより)

Chennai Metro

 

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レインキャップで雨季を凌ぐ?

チェンナイは先週あたりから雨期に突入しました。

びっくりするぐらい毎日雨です。

こっちの人は雨期がきたと喜んでいる様子。

「涼しくなるでしょ?」

「雨が降らないと水不足になっちゃうでしょ?」と。

まーこれだけ毎日雨が続くと、

いつの間にか雨降っているのが当たり前の感覚になってきますが、

やっぱり多少は暑くても晴れているチェンナイの方が好きですね。

何が大変て、道路が大変なんです。

チェンナイだけじゃないとは思いますが、

こっちの道路はとにかく水はけが悪すぎる。

一日雨が降っただけで、道路が川のようになります。

    

水はけが悪いのでせっかく雨が止んでもほとんど状況は変わらず

そーこー言っているうちにまた雨が降りだしてさらに悪化していきます。

舗装されていない道路なんかだと路面が凸凹すぎてホントひどいです。

街を歩いていても車が通るたびに水しぶきを浴びるので、

多少濡れても気にしなくなっている自分がいます。

なので外出するのが多少億劫になったり。

そして、先週10月18日(木)から私が住んでいる地域の計画停電も

1日1時間から2時間になり、

(昨晩は妻が料理中に1時間ほど停電になりました(苦笑))

先週から少し過ごしにくい生活環境になっています。

 

というネガティブな話はちょっと置いておいて、

そんな雨期のチェンナイをたくましく生きている人たちがいます。

それがタイトルにもある「レインキャップのみで雨期を凌ぐ」人たちです。

頭にビニール袋をかぶっているだけなので、

要は全身びっしょびしょなんですが、(笑)

そんなことは物ともせず、

いつもと変わらず仕事に励んでおられる人たちです。

大雨だから長靴、レインコート、そしてタオルの準備、

という私たち日本人の感覚とは別に、

大雨だろうがサンダル、レインキャップ(ビニール袋(小))、そして普段着

そんなインド人の姿を見て、

ただただ驚くのと同時に、たくましく感じます。

牛、ヤギ、犬などの動物と共に生きる生活

そして、雨、風に打たれながらも

むしろそんな雨期のチェンナイを喜んで過ごす人々

ここには自然と共に生きるインド人の姿があります。

 

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