レインキャップで雨季を凌ぐ?

by 田中啓介 / Keisuke Tanaka

チェンナイは先週あたりから雨期に突入しました。

びっくりするぐらい毎日雨です。

こっちの人は雨期がきたと喜んでいる様子。

「涼しくなるでしょ?」

「雨が降らないと水不足になっちゃうでしょ?」と。

まーこれだけ毎日雨が続くと、

いつの間にか雨降っているのが当たり前の感覚になってきますが、

やっぱり多少は暑くても晴れているチェンナイの方が好きですね。

何が大変て、道路が大変なんです。

チェンナイだけじゃないとは思いますが、

こっちの道路はとにかく水はけが悪すぎる。

一日雨が降っただけで、道路が川のようになります。

    

水はけが悪いのでせっかく雨が止んでもほとんど状況は変わらず

そーこー言っているうちにまた雨が降りだしてさらに悪化していきます。

舗装されていない道路なんかだと路面が凸凹すぎてホントひどいです。

街を歩いていても車が通るたびに水しぶきを浴びるので、

多少濡れても気にしなくなっている自分がいます。

なので外出するのが多少億劫になったり。

そして、先週10月18日(木)から私が住んでいる地域の計画停電も

1日1時間から2時間になり、

(昨晩は妻が料理中に1時間ほど停電になりました(苦笑))

先週から少し過ごしにくい生活環境になっています。

 

というネガティブな話はちょっと置いておいて、

そんな雨期のチェンナイをたくましく生きている人たちがいます。

それがタイトルにもある「レインキャップのみで雨期を凌ぐ」人たちです。

頭にビニール袋をかぶっているだけなので、

要は全身びっしょびしょなんですが、(笑)

そんなことは物ともせず、

いつもと変わらず仕事に励んでおられる人たちです。

大雨だから長靴、レインコート、そしてタオルの準備、

という私たち日本人の感覚とは別に、

大雨だろうがサンダル、レインキャップ(ビニール袋(小))、そして普段着

そんなインド人の姿を見て、

ただただ驚くのと同時に、たくましく感じます。

牛、ヤギ、犬などの動物と共に生きる生活

そして、雨、風に打たれながらも

むしろそんな雨期のチェンナイを喜んで過ごす人々

ここには自然と共に生きるインド人の姿があります。

 

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