先日チェンナイの道路をオートで走っていたら
工事中の囲いの中に直径7メートルぐらいはあろうかという
円柱系のドデカい機械を発見
(写真を撮り忘れてしまったのでお見せできなくて残念)
どうやら地下鉄用トンネルを掘るための機械のようです。
デリーやムンバイなどではすでにメトロ(地下鉄)が運営されているようですが、
ここチェンナイではメトロ開通に向けて現在工事の真っ最中
人口200万人超のインド国内19都市において
順次メトロ整備プロジェクトをスタートさせていく、とのこと。
日系企業にとってはこういうビジネスチャンスをつかみ取っていきたいところ
チェンナイでは JICA(独立行政法人 国際協力機構)が
円借款としてインド政府との貸付契約を締結していて、
「チェンナイ地下鉄建設事業」として
日本はチェンナイメトロの整備プロジェクトに関わっています。
ただ、このような都市インフラ整備プロジェクトは
当初から官民連携を前提にているケースが多くて、
そのプロジェクトに入り込むために
中央政府や州政府のインフラ整備政策を事前によく理解すること
そして、プロジェクトそれぞれの入札に関する具体的な情報をつかむことが重要です。
そのためには現地のコンサルタントを利用することも必要になってくると思われます。
チェンナイメトロがいつ開通するのかは分かりませんが、
全部で32駅できる予定のようです。
この完成予定路線図を眺めていると
メトロが開通する頃にはチェンナイでの生活も随分と変わってくるだろうなとワクワクします。
(Chennai Metro Rail Limitedホームページより)