Disclaimer:※本記事は、インタビューに基づく作成であり、健康上の内容を保証するものではないことをご了承下さい。 |
インド生活で注意すべき健康リスク
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私が住んでいるグルガオンで、特に注意すべきなのは空気、水、油です。
コロナ前よりはマシになったと聞きますが、まだまだ大気汚染は深刻で、私は呼吸しづらく肺がおかしいと感じる時もあります。 水質汚濁も深刻ですし、油の質にも注意が必要で、街中の屋台などで使われている油は酸化している可能性が高いのでお腹を下したという話はよく聞きます。 |
インドの大気汚染・水質汚濁対策
空気清浄機は必須です。
インドでもN95マスクは購入できるので、できればN95マスクで肺を守りましょう。また目も痛くなるので、花粉症予防用メガネを日本で購入して常時掛けるのがオススメです。 |
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オーナーさんに頼んで、全ての蛇口とシャワーに浄水器を設置してもらいました。
インドでも浄水器は購入でき、交渉次第で設置してもらうことは可能です。飲み水については、浄水器を通した水を更に水を入れるプラスチック・外資系のろ過するペットボトルに入れ替えて更に飲んでいます。 私が調べた限りでは、インドはペットボトルの水も必ずしも安全とは言えない、という情報もあるので、私は浄水器を通すようにしています。 |
参考リンク:ハンディータイプの浄水機能付きボトル
インドの食事で注意すべきこと
野菜に関しては、私の予想よりも質が良い印象です。
特に大きなスーパーよりも、街中のローカルスーパーの方が現地直送のものが多く、安くて新鮮な印象です。 但し農薬が使われている可能性はあるので、野菜を使う前に野菜洗い用洗剤で洗ってから使用します。 |
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参考リンク:野菜洗い用洗剤
新鮮な肉や魚はネットで買えます。日本の肉や魚に比べて臭みが強いので、ターメリック、フィッシュマサラ、チキンマサラなどのスパイスで臭みを消して食べるのがオススメです。
油については、ギーやココナッツオイルは健康的です。ギーは味がマイルドになるので食べやすくなります。オリーブオイルも売っています。 ノンオイルの料理にして、ナッツなどを併せて食べるのでも良いと思います。 |
参考リンク:斉藤さんが愛用しているサプリメントとお茶とココナッツオイル
外食だと、油の質が悪いことがあり、炭水化物も多いので自炊がオススメです。
どうしても自炊が難しい場合には、ハウスキーピングを雇って、ギーを使って炭水化物の少ない料理を作ってもらいましょう。 それも難しい場合には、外食やデリバリーになるかと思いますが、探せばインドにもヘルシー系もあります。サラダ専門店やマッスル系のプロテイン系を売りにしているお店などもあります。 インドのボディービルはとても強いので、アスリート向けのプロテイン多めなマッスル飯を提供しているお店も意外と多いです。 |
参考リンク:斉藤さんが愛用しているマッスルカフェ
インド人の健康意識
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両極端という印象です。
インド料理にもビリヤニやチャパティなど炭水化物は多いので、お腹がポッコリ出ている人はいます。 野菜のみだとタンパク源の確保が難しい場合もあり、食事の炭水化物が割合が多くなりがちです。バランスが悪くなってしまうケースもあるので、ベジタリアンの方はバランスを上手くとれるといいですね。 |
若い人を中心に、健康意識が高い人は極めて高いと感じています。
私の友人はボディビルディングをしている人が多いですが、健康意識が高く、スポーツジムへ行くと怪物のようなムキムキマッチョも大勢います。 また職場の同僚も、男女問わず、外食などを一切せず毎日「野菜多め、豆多め」の弁当を自分で作って持ってきます。 |
インドのスポーツジム事情
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スポーツジムは、筋トレ用の設備とランニングマシン、スタジオがあります。グルガオンのジムではズンバが流行っているようです。
プールはジムとは別にあるようです、スポーツジムにプールはありません。サウナも、あるところにはあるようですが、私は水質が心配なのでプールやサウナには行っていません。 シャワーは自宅で浴びるようにしています。 |
何か趣味があるとインド人の友達を作りやすいですが、私はジムで友達が大勢できました。
特に私の周りのインドの方は、日本のように気軽に飲みに行く方は少なかったので、趣味を通じた友達は貴重です。 私はグルガオン在住ですが、筋トレ合宿などでチェンナイへ行く機会もあり、趣味を通じてインド全域に友達ができました。 何か1つ自分の趣味を持っていれば、それで友達が広がりますね。 |
家にいる時間が長いと筋肉が衰えやすくなりますが、コロナでジムへ通うのが難しい状況の場合には、特に大きい筋肉を鍛えることで代謝アップや将来の健康維持に繋がります。
具体的にはスクワット、腕立て伏せ、プランク、階段の上り下りなどがオススメです。 |
インドでの健康情報の収集方法
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やはり、ローカルの方に聞くことをオススメします。
インドはまだ日本語のリソースが限られていることもあり、職場の同僚などから生の情報を聞く方がオススメです。 特に美容を意識している女性などは、健康意識が高いです。 このように、インド人に聞けばインドで入手できるものの範囲で健康を保つことができます。 もし相談できるインド人がいなければ、インスタで私にDMを送って頂けば相談に乗りますよ。 |
日本から持参した方が良い健康製品
殆どの物はインドで購入できます。美容用品なども、欧米製の製品等もあるので問題ないかと感じています。
オーガニック製品にはインド製でも良質な物が多く、日本より安価に入手できるかもしれません。 強いて言えば、上述した花粉症用のメガネと目を洗うアイボンは日本から持っていくのがオススメです。 |
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インドで健康的な生活を送るために
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日本以上に意識を持たないと、環境もあり、すぐに健康が悪化したり見た目が劣化する可能性があります。
例えば美容的な観点では、劣化しないようにデトックスをしたり、ちゃんと日焼け止めつけたりすることが大切です。 化粧水、日焼け止め、シャンプーなど、毎日のルーティンはきちんとこなすようにしています。 自分から積極的に改善したり、疑問を持ったりして居心地の良い環境を作ろうとすれば、健康的な生活を送ることができますが、何も対策をせず受け身な姿勢では健康も美容も悪化してしまいます。 もちろん、100%日本と同じというわけにはいかないかも知れませんが、できる限りのことをやってみる姿勢が大切ではないでしょうか。 工夫次第でいくらでも改善できるため、全てが自分次第であり、良い意味で自分が試されます。 |
自分の工夫次第で健康的な生活は可能
私はもともと健康意識が低く、毎日ビリヤニやドサを爆食いして「インドの食事は炭水化物ばっかりで油も多いし、不健康だなぁ」などとボヤいていました。しかしこれはインドが悪いのではなく、何も考えていなかった私に原因があると言えます。
確かに日本ではそれなりに健康的な生活が可能であるものの、日本でも毎日白米やパンなどの炭水化物を食べ続けたり、運動をしなかったり、夜更かしや朝寝坊をしたり、毎日アルコールを飲んだりすることで、晩年になって糖尿病や高血圧などの生活習慣病に苦しめられる人は大勢います。
私も「インドのせいで体調が悪くなった」と嘆きたくなることは多々ありましたが、最近は「日本の生活でも日頃から健康に関心を持ち創意工夫する姿勢がなかったから、年を取ってから生活習慣病にならないよう意識改革のため『インドが呼んでくれた』のだ」と前向きに解釈し、インドの環境に感謝するようになりました。
Disclaimer:本記事は、インタビューに基づく作成であり、健康上の内容を保証するものではないことをご了承下さい。 |