【インド観光】満月の夜にタージ・マハルを訪れてみませんか?

by Koma

インド観光の定番として、誰もが思い浮かべる「タージ・マハル」。

白い大理石で作られた宮殿には、訪れた方みなさんが圧倒されます。

Komaさん
Komaさん
そんなタージ・マハルですが、実は「満月の日」にだけ開催される特別鑑賞ツアーがあるということはご存知でしょうか?
ごうぞう
ごうぞう
わあ、満月を鑑賞しながら、タージマハルも見れちゃうぞう!?

今回はそんな「満月の日に開催されるタージ・マハル特別ツアー」についてご紹介します。

 

 

タージ・マハルとは?

タージ・マハルは、インド北部にある「アーグラ」という都市にある、大理石で作られた霊廟(亡くなった人々の鎮魂を祈り、お祀りするための建造物)です。

1631年に死去した「ムムターズ・マハル妃」のために、ムガル帝国第5代皇帝「シャー・ジャハーン」が建設をしました。

1985年には世界文化遺産にも登録され、2007年には新・世界七不思議にも選出されています。

ごうぞう
ごうぞう
日本のメディアでも、特集されたんだぞう!?

施設情報

  • 営業時間:日の出の30分前から日没の30分後
  • 休業日:金曜日
  • チケット料金:1,100ルピー+200ルピー(霊廟に入る場合)

チケットは事前にオンラインで購入すると少しだけお安く購入も可能です!

 

 

満月に観るタージ・マハル

そんなタージ・マハルは「金曜日が基本的に休日」で、礼拝のためにモスクが数時間開くのみとなっています。

また、訪問可能な時間は「日の出の30分前」から「日没の30分前」までとなっています。

Komaさん
Komaさん
営業時間がきっちり決められていないのが、なんともインドらしいですよね。
ごうぞう
ごうぞう
太陽の時間は読めないから、これがインド流のご案内ぞう

そんなタージ・マハルですが、「満月の日とその前後2日間」のみ、日没後に鑑賞できるナイトツアーを開催しています。

 

 

開催時間・定員

ナイトツアーは「20:30~00:30」で、1バッチあたり30分各回50名の定員での開催です。

Komaさん
Komaさん
毎月5日程の開催かつ、1日あたり400人限定なのもあり、とても人気なツアーになっています!
ごうぞう
ごうぞう
限定って言葉、やっぱり惹かれちゃうぞう…

※開催日に金曜日が含まれている場合、夜のツアーの開催もありません

※ラマダンの月は満月であっても開催はありません(2023年は3月下旬から4月下旬でした)




 

 

開催日はどこで確認できるのか

ナイトツアーの開催日は、タージ・マハルの公式HPに掲載されています。

しかし、満月の日程については天体観測予想によって計算されているため、多少日にちがズレる可能性もあるようです。

そのため、HPには次のように注意事項が書かれています。

Note: Tourists are advised to contact their travelagent/hotel/tourist offices/Archiological Surver of India/visit – http://www.asiagracircle.in

 

(観光客の方は、旅行代理店・滞在先のホテル・観光案内所・チケット販売所(Archiological Surver of India)などに、事前に確認することをお勧めします)

 

 

チケットの購入方法

ナイトツアーに参加するには、日中とは異なるチケットを購入する必要があります。

料金

  • 大人:750ルピー
  • 子ども:500ルピー

購入は以下のチケット販売所で購入が可能で、HISさんなどでは割高になってしまいますが、代行予約もしているようです。

チケット情報

参加の際の注意事項

Komaさん
Komaさん
参加の際の注意事項を以下にまとめました。
  • 当日は参加者全員分のパスポートが必要
  • 携帯電話・ビデオカメラの持ち込み禁止
    •  カメラの持ち込みは可能だが、静止画のみ
    •  双眼鏡の持ち込みは可◎
  • バッグ類の持ち込みは禁止
  • 入場時間の30分前までにゲートに集合
  • 鑑賞はタージ・マハルのメインゲートをくぐったエリアからのみ(宮殿の中には入れない)

カバンの持ち込みや、スマホの持ち込みが不可であったり、カメラであっても動画の撮影ができなかったりと、いくつか禁止事項もありますので、参加をされる際には公式HPを観て確認をするようにしてください

ごうぞう
ごうぞう
ルールを守って、楽しく鑑賞するぞう!

また、予約時間ギリギリに行くと参加ができないため、当日に向かう方は到着時間にも注意をするようにしてください。

 

 

おわりに

タージ・マハルは太陽の傾きによって色が変わる建造物です。

日の出と共に観られるピンク色のタージ・マハル、日中に観る真っ白なタージ・マハル、夕方に観るオレンジ色のタージ・マハル、そして満月の夜に観る青白いタージ・マハル…。

Komaさん
Komaさん
どのタージ・マハルも美しいですが、特別感のある暗闇にうっすらと浮かび上がる幻想的かつ神秘的なタージ・マハルの美しさは他にない特別感や魅力がたっぷりです。
ごうぞう
ごうぞう
タージマハルは、色んな表情を見せるんだぞう

↓こちらは日の出とともに撮影したタージ・マハルです

スマホの持ち込みができなかったり、タージ・マハルの目の前には行くことができず、やや遠目に見ることになったりと、制限もいくつかありますが、普段観ることのできないタージ・マハルは一生の思い出になると思います。

インドは霧が多く発生することが多いため、乾季でも綺麗に見られなかったということもあれば、反対に雨季でも天気に恵まれて綺麗なタージ・マハルが観られた…など、残念ながら天気については予測できません…。

Komaさん
Komaさん
チケットが取れても天気によってあまり綺麗に観られないこともあったりと、残念な結果になってしまうこともあるかと思いますが、気になった方は開催日をチェックして、旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

インド旅行を検討している方の参考になれば幸いです!

ごうぞう
ごうぞう
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