チェンナイのバスに乗り始めてから早くも一ヶ月が経とうとしてしています。
初めてバスに乗った時のブログの頃から比べると、チェンナイのバスにもだいぶん慣れてきました。
それにしても、チェンナイのバスでは日本のバスとは違うことが多くておもしろいです。
その1
バスの中で、お客さんがお金をリレーする。
チェンナイのバスには、運転手以外に切符担当のおじさんがいます。
ドアから入ったすぐの所で、1人通路に向かって座っている青いシャツを着た人が切符担当のおじさんです。
この方に行き先を伝え、お金を支払うと切符をもらえます。
(お金を払いましたの証に?切符に切り目を入れて渡してくれます。)
写真の大きい文字の数字がお値段。
左側から11ルピー(約16円)、9ルピー(約13円)、8ルピー(約12円)。
値段は行き先によって違うのですが、私が今まで乗ったバスの中で一番安かったのは3ルピー(約5円)。
しかし混雑時のバスでは、ギュウギュウづめになり、切符担当のおじさんに直接お金を払うことさえ難しくなります。
その場合には…
お金をリレーします!!
近くのお客さんに、行き先を伝えてお金を渡すと、伝言ゲームの要領で切符担当のおじさんまでリレーしてくれます。
すると、切符担当のおじさんから、切符とともにおつりがお客さんをリレーされて、自分の元にちゃんと帰ってきます。
みんな嫌な顔一つせず、当然といった感じでリレーをしているのがすごいです。
その2
バスの中では、真ん中の通路をはさんで、左側の席は女性用、右側の席は男性用。
真ん中の通路をはさんで、左側の席が女性(切符担当のおじさんは除く)、右側の席が男性という風に、ほぼキレイに男女別れて座っています。
同じインドでも、このように男女が別れて座っている地域は少ないのだと聞きました。
チェンナイでも、男女が知り合い同士で並んで座っていることはありますが、他人同士の男女が並んで座っているというのは少ないです。
これもチェンナイが保守的な街だといわれる一つかも…。
ちなみに、通路をはさんで左側に男性が座っていて、右側が空いているような場合、
「ちょっとアンタっ!!通路より右側の席が空いているんだから、右側に行きなさいよっ!」
という感じで、男性がチェンナイ婦人に怒られている光景をよく見かけます。
その3
雨が降ったら、バス停まで行けないことがある。
チェンナイでは、今は雨期。
大量に雨が降ると水はけの悪さから道はこの通りです。
場所によっては、足首まで水に浸かりそうな所も。
チェンナイの人たちはたくましく水の中でもズンズン進んで行きます。
私もこの日、バスに乗るためバス停まで向かおうと家を出たのですが、
足首まで水につかる勇気がなく、途中ですごすごと引き返してしまいました。
まだまだです 。。。