インドで初めての結婚披露宴

by 田中啓介 / Keisuke Tanaka

公私共にお世話になっているインド人に招待されて、

初めて結婚披露宴に参加してきました。

とは言っても新郎はそのインド人の兄弟

今まで一度も会ったことはありませんが

インドの結婚披露宴は形式ばったものではなく

友達の友達はみーんな友達!という感じ

みんなで集まって盛り上げるお祭りのようなものなんだとか

ちなみに、このインド人は会計士なのですが

兄弟も父親も娘も家族全員が会計士、という会計士一家です

 

招待状を見ると披露宴は夕刻の6時半スタート

友達の話では2~3時間は遅れてスタートするという噂だったので

少し早めに(?)8時頃に会場に向かいました。

すると、すでに会場には300人ぐらいのインド人

あれ、ちょっと遅かったか、と思いながらも

主催者に聞いてみると600人ぐらいは来るとのこと(笑)

自由に来て、自由に飯食って、自由に帰る

とっても居心地のいいスタイルで全く問題ありませんでした

photo 3

photo 2

ステージの上には新郎新婦が豪華なチェアーに座って写真撮影中

25歳の新婦は鮮やかなサリーに金の装飾品を身にまとって美しく着飾っているが

一方で30歳の新郎は仕事帰り(?)的な雰囲気が否めないのは気のせいか・・・

あ、でもネクタイの色は気を使って新婦のサリーの色から拾ったんやね

参加者がステージ横に長蛇の列をなして順番に新郎新婦と写真を撮っていきます。

photo 4

 

結婚披露宴で気になるのはまずドレスコード

友人に聞いたところ女性は着飾っている人が多いが、

男性のドレスコードは何でもよく特に決まりはないとのこと

なんて言われても、初めてだし失礼があったら嫌なので

とりあえずジェルで髪型をハードに決めて

スーツにネクタイ、インド柄のハンカチをポケットチーフにして突撃しました

すると仕事で付き合いのあるインド人が柄シャツにチノパン、サンダルで登場

なるほど、本当に何でもいいんやね

 

次に気になるのはお祝儀

インドでは日本のようにお祝儀を渡す習慣はないんだとか

お金を渡す人もいれば、

プレゼントを渡す人もいる、とのこと

しかも、写真を取る前後のスキを見て新郎新婦に直接渡す

「奇数」は縁起が良いとされているインドでは

お金を渡す時も奇数になるように渡すのが一般的なのだとか

市販で売られているお祝儀袋に

最初から1ルピーコインが張り付けられているのもそれが理由

私は1,501ルピーをお祝儀で渡しました。

次はインドの結婚式も見てみたいな

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