インドはすっかりマンゴーの季節です。
毎年5月~7月頃に旬を迎えるインドのマンゴーですが、
その種類は実に1000種類を超えるんだとか、、、
(どひゃー!)
有名なのはアルフォンソですが
私が好きなのはバンガナパリという品種
マンゴーとパイナップルを足して2で割ったような味のするさっぱりとしたマンゴーです。
アルフォンソの実はオレンジ色をしていますが、バンガナパリの実はほぼ黄色
品種によって違いますが1個20~30ルピー(約35~50円)程度で売られています。
インドのマンゴーはとにかく超美味いんですし、
店頭に並ぶ何種類ものマンゴーを眺めているといろいろ食べ比べたくなるんですが
でも、マンゴーを買う際にひとつ気を付けなければならないことがあります。
有名な話ですが、よくニュースでも取り上げられる人工的に熟されたマンゴーのお話です。
特に、マンゴーが旬を迎える時期よりも前の2月~4月頃に売られているマンゴーは
化学薬品の炭化カルシウム(Calcium Carbide)によって人工的に熟されたものが多いため、
人体の健康に重大な被害を及ぼす可能性があるからです。
自然に放っておけば通常は熟すまでに一週間以上かかるマンゴーを
化学薬品を使って48時間以内に熟させることによって
早い時期からマンゴーを販売して利益を得ている業者が後を絶たないのだとか
このような化学薬品による熟成はインド政府によって固く禁止されており、
(※粗悪食品防止法“Prevention of Food Adulteration Act”の第44A項に規定)
各地方自治体レベルでも定期的に検査を実施することによって
炭化カルシウムが検出されたマンゴーを事前に廃棄処分するように努めているようですが、
その取り締まりはまだまだ徹底されていないのが現状のようです。
検査の結果、チェンナイで約900キロものマンゴーが廃棄処分となったことを報じており、
今後は週一回程度の頻度で抜き打ち検査を実施し、取り締まりを強化していくとのこと。
黒い斑点模様のあるマンゴーは特に注意が必要です。
水でしっかりと洗った上で皮をむいて食べていれば大丈夫のようですが、
やはりマンゴーが旬の5月以降で、かつ、オーガニックな果物や野菜を食べたいですね。
私も最近はオンラインのオーガニックスーパーを出来る限り利用するようにしています。
時間指定もできてちゃんと時間通りに届けてくれるのでぜひ試してみて下さい!