ベンガル湾の海岸沿いにあるヒンドゥー教の寺院、アシュタラクシュミー寺院に行ってきました。チェンナイ市内から車で30分ほど南に下ったところにあります。
アシュタラクシュミー寺院は、ドラヴィダ文化の現代様式が表されているといいます。
ドラヴィダ文化はイスラム文化の影響を受けていない生粋のインド文化で、チェンナイがあるタミルナードゥ州が中心地となっているそうです。
まず、寺院に入る際には靴を脱がなければなりません。
決して清潔とはいえないアスファルトを裸足で歩くことになるので、靴を脱ぐには勇気がいりました。
中に入ってみると、たくさんのインド人たちが熱心にお参りされていました。
ここは「ヒンドゥー教の女神である、マハラクシュミ(Mahalakshimi)の8種類のすべての権化に捧げられている」といわれ、寺院では8ヵ所のラクシュミにお参りします。8カ所それぞれに、頭がよくなる、健康になるなどの違う効果があるそうです。
お参りする度に、おでこに赤い粉を塗っていくので、8カ所すべておわる頃にはおでこが真っ赤に…。
また、寺院の前に広がるエリオットビーチの露店の様子。
また、エリオットビーチには手動で動くメリーゴーランドもあります。ご家族が見守る中、子供たちが楽しそうに遊んでいました。
他の人たちは、海では泳がず、水着にもならず、服のまま砂浜に座ってしゃべっている方が多いです。
日本では見たことがない光景に、寺院と同じくらいエリオットビーチの様子も印象的でした。